デイリーF1ニュース(2018年12月11日)シロトキンとウェーレインがフェラーリの開発ドライバーに?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- シロトキンとウェーレインがフェラーリの開発ドライバーに?
- 元ポルシェLMP1チーム代表がマクラーレン入り
- エクレストン、シルバーストーン購入に動いていた
それではご覧ください。
シロトキンとウェーレインがフェラーリの開発ドライバーに?
今季限りでウィリアムズから離脱したセルゲイ・シロトキンと、2017年にザウバーをドライブしていたパスカル・ウェーレインの2名が、フェラーリの開発ドライバーに就任するかもしれません。
シロトキン本人も、「来週、この問題を解決する。特に、もし2020年にF1へと戻る目標を設定したのならね」と語っています。
また、ウェーレインは現在フォーミュラEに参戦中ですが、同じドイツ人でマラネロのドライバーであるセバスチャン・ベッテルが、「たぶん彼は僕たちのシミュレータードライバーになるだろう」と語っており、可能性は高そうです。
今季跳ね馬の開発ドライバーだったダニール・クビアトが、来季はトロロッソのレギュラーとなりますし、リザーブだったアントニオ・ジョビナッツィも、来季からはザウバーのレギュラーとなったので、マラネロの開発ドライバーは手薄になっています。
シロトキンとウェーレインの2人が、同時に採用される可能性も否定できません。
Source: Are Sirotkin and Wehrlein peering through the gates at Maranello? – f1i.com
元ポルシェLMP1チーム代表がマクラーレン入り
ポルシェのLMP1チームを率いていたアンドレアス・ザイドルが、マクラーレンに加入します。
マクラーレンでの彼の役割は、レーシング・ディレクターになりそうです。
今季途中で(実質的に)更迭された、エリック・ブーリエの後任というわけですね。
マクラーレンのF1部門であるマクラーレン・レーシングは、CEOにザク・ブラウン、スポーティング・ディレクターにジル・ド・フェラン、レーシング・ディレクターにザイドル、そしてテクニカル・ディレクターにジェームス・キーという陣容で、2019年を戦うことになりそうです。
ザイドルは2006~2009年までBMWザウバーで働いてた経験があるので、F1の世界を知らないわけではありませんが、10年のブランクはそう軽いものではないでしょう。
Source: Ex-Porsche LMP1 chief Andreas Seidl set for senior McLaren F1 role – crash.net
エクレストン、シルバーストーン購入に動いていた
かつてF1界の帝王と呼ばれていたバーニー・エクレストンが、シルバーストーン・サーキットの買収を計画していたそうです。
しかし買収を拒否され、失敗したのだとか。
「彼らはそこで取引することもできた」とエクレストン。「しかし、私は彼らが、損失だろうと利益だろうと何であろうと、分かち合うとアイデアを出さなければならないと思う」
「彼らは裕福でなければならないんだ、シルバーストーンはね。私は彼らに売りたいかどうか尋ねた、なぜなら買う気があったから」
「彼らは売ることを望んでいなかった。彼らは興味を示さなかったんだ」
「明らかに、我々はレース(2020年以降のシルバーストーンでのF1開催)を維持できた可能性がある。とにかく、彼らに売る気は無く、だから裕福なのだ」
「彼らに必死さはない。だが、彼らはF1レースを手に入れなければならない」
リバティ・メディアが画策しているロンドンでのストリートレースについてエクレストンは、規制が複雑で実現可能性は低いと考えているようです。
ストリートレースは観客を集めやすいものの、レースの展開は単調になりがちなので、できればシルバーストーンでやってもらいたいですね。
Source: Bernie Ecclestone says he tried to buy British GP venue Silverstone – autosport.com
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