アウディA4とA4アバントがビッグマイナーチェンジ ! 2019年秋に登場

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アウディ A4がマイナーチェンジされます。

現行のB9型は2015年に登場したモデルなので、フルモデルチェンジしたばかりのBMW 3シリーズと比べると、古臭さは否めませんでした。

失った競争力を取り戻すべく、今回のマイナーチェンジ内容はかなり大規模なものとなっています。
今回は新型A4のマイナーチェンジ内容をまとめました。


新型アウディA4の概要

エクステリア

外装の変更点は主にフロント周りです。
シングルフレームグリルは以前より低く、幅広くなり、それに伴いバンパーのデザインも変化しました。

また、グリル自体のデザインも、トリムごとに異なるデザインとなっています。
例えばオールロードクワトロは垂直方向にクロームが入っていますが、SやS Lineのモデルはハニカムグリルです。

ヘッドライトおよびテールライトはLEDの意匠が新しくなり、リアバンパー下部も新しいデザインになりました。

新型A4セダン

新型アウディA4セダン

ヘッドライトのLEDデザインが変化し、グリルが低くワイドになった。

参考画像として2019年型のアウディA4

新型A4はアウディA1のような顔つきになった。

車体側面に変更点はなさそうだ。

リア周りもテールランプとバンパーが変更を受けている。

新型A4のリア

参考画像として2019年モデルのリア。

こちらは新型S4 TDI

クアッド・テールパイプやバンパーの加飾がS4の外観上の特徴だ。

新型A4アバント

新型A4アバント。変更点はセダンと同じ。

かつてのアコードワゴンほどではないが、テールゲートガラスは結構傾斜している。

新型A4オールロードクワトロ

新型A4オールロードクワトロ。縦方向にクローム・スラットの入ったグリルが特徴だ。

フェンダーアーチやバンパーは、SUV風にブラックアウトされている。

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インテリア

新型A4セダンのインテリア

タッチスクリーンが10.1インチに大型化された。

リアシートの頭上と足元には十分な空間が確保されている。

内装のデザインに変更点はありませんが、センターコンソールのタッチスクリーンが10.1インチに大型化されています。
また、インフォテイメントが更新されたことで、セレクターレバーの前にあったスクロールホイールが廃止されました。

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パワートレイン

新型A4では5種類のガソリンおよびディーゼルエンジンに、12Vマイルドハイブリッドが装備されます。
マイルドハイブリッドによって、100km当たりの燃料消費を0.3リッター減らせるのだそうです。
ちなみに40 TDIおよび50 TDIのみが、マイルドハイブリッド非装着車となります。

なお、2.0リッター・ディーゼルのマイルドハイブリッド装着車(30 TDI, 35 TDI)は、ローンチから遅れての登場となりそうです。

S4に搭載されるV6 TDIには、48Vマイルドハイブリッド電動コンプレッサー(EPC)が装着されます。
これにより347ps・700Nmというパワー・トルクを発生しつつ、15.9km/Lという燃費を達成することができました。

A4のトランスミッションは、MT、7速Sトロニック(DCT)、8速ティプトロニック(AT)と多彩なラインナップです。
一方、S4は8速ティプトロニックのみとなっています。

グレード名 排気量(L) 燃料 最高出力(ps)
35 TFSI 2.0 ガソリン 150
40 TFSI 190
45 TFSI 245
30 TDI ディーゼル 136
35 TDI 163
40 TDI 190
50 TDI 3.0 231
S4 TDI 347

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価格・発売日

ドイツ本国での開始価格は35,900ユーロからとなっていますが、日本価格はまだ判明していません。

ヨーロッパではオールロードクワトロが夏から、その他のモデルは秋から販売が開始される予定です。

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