デイリーF1ニュース(2018年12月17日)フェルスタッペン「ホンダエンジンはかなり良い」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- フェルスタッペン「ホンダエンジンはかなり良い」
- マルコ「ミック・シューマッハに関心を持ったことはない」
- ロウ「ウィリアムズは組織の変更が必要」
それではご覧ください。
フェルスタッペン「ホンダエンジンはかなり良い」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、来季から搭載されるホンダエンジンについてコメントしました。
「今年の時点で、既にかなり良いと思う」とフェルスタッペン。
「彼らは後ろの方に居たり、なにかが起こったりしたので、彼らはできるだけ多くのエンジンを確保してきた」と、今年のトロロッソ・ホンダにグリッドペナルティが多かったことを擁護します。
「僕は多分、コンスタントに遅くなるよりも、レースに勝ってエンジンを1つブローさせる方が好きだ」
また、フェルスタッペンは、エイドリアン・ニューウェイがRB15の開発にかなり深く関わっていることを明かし、「とても良いことだ」と付け加えました。
ニューウェイの力作にホンダエンジンが載るかと思うと、それだけでワクワクしてきますね。
Source: Max Verstappen unconcerned about Red Bull-Honda reliability – skysports.com
マルコ「ミック・シューマッハに関心を持ったことはない」
欧州F3を制したミック・シューマッハに注目が集まっています。
しかしレッドブルのヘルムート・マルコは、シューマッハに関心を持ったことは無いのだそうです。
「彼はレーダーに映っていなかった」とマルコ。「彼は彼自身の環境に守られている。そんなわけで、我々は興味を示したり、首を突っ込んだことはなかった」
「(F3チャンピオンになったことは)素晴らしいことだ。だが私はほとんどその場にいなかった」
「私はマカオに付いていって近くで見たが、全てが標準的だった」
ヘルムート・マルコは、これまでに幾多の才能を見出してきた人物です。
その彼が今もなお興味を示していないというのは、ちょっと気にかかりますね。
まあ、ダニエル・ティクトゥムがいるので、そちらの肩を持っているのかもしれませんが。
Source: Marko 'never interested’ in signing up Mick Schumacher – f1i.com
ロウ「ウィリアムズは組織の変更が必要」
ウィリアムズから相次いで人材が流出しています。
空力責任者だったディルク・デ・ビア、チーフデザイナーのエド・ウッド、そしてパフォーマンス・エンジニアリングの責任者だったロブ・スメドレーなど、重要な役職に就いていたスタッフが、ここ1年足らずの間にチームを去りました。
しかしCTOであるパディ・ロウは、今後も人員の入れ替えがあることを匂わせています。
「ウィリアムズではものが変わりつつあるが、これには時間がかかる」とロウ。「まず第一に、技術部門の変更が必要だ。それが良い車を作る唯一の方法だ」
「(不調の理由は)100個はある。レースカーにおいては、車の設計と開発の方法だ。その点において、万能薬はない」
「組織の変更が必要だが、結果はすぐに出ない。(これまでの)ウィリアムズは静かすぎた」
ロウはウィリアムズに適切な基盤が整っていると語っていますが、資金的に厳しい状態であることは明らかです。
経営状態を改善しながら、技術部門を刷新するという難しい仕事を、ロウは成し遂げなければなりません。
Source: Williams 'has already completed the turnaround’ – Lowe – f1i.com
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