アウディ RS7スポーツバック 過激さを極めたグランドツアラー

Audiの新車情報

アウディRS7スポーツバックを発表しました。
先日発表されたRS6アバントと同様に全幅が40mm拡大され、ワイド&ローでスポーティーな外観となっています。

今回はRS7スポーツバックの概要をご覧ください。


アウディ RS7スポーツバックの概要

エクステリア

アウディ RS7スポーツバック

ブラックアウトされたシングルフレームグリルは、ハニカム構造になっている。

エッジの効いた造形がかっこいい。ホイールのデザインも秀逸。

ワイドで塊感のあるフォルムだ。

サイドステップはRSオリジナル。

ショルダーは低いのに対し、ウィンドウのラインは後方に行くほど高くなっている。

RSエキゾーストシステムはラウンドテールパイプを備える。

全長は5,009mm、全幅は1,950mmという堂々たる体躯を誇ります。
低く、ワイドで、伸びやかな車体は、グランドツアラーに相応しいものです。

テールゲートスポイラーは可変式で、100km/h以上の速度域になるとせり上がります。
ヘッドライトはLEDが標準。RSマトリックスヘッドライトはオプションです。

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インテリア

RS7スポーツバックのインテリア

センターコンソールには上下2段にモニターが装着されている。

ステアリングはアルカンターラ巻き。

RSディスプレイはスポーツドライビングに関する情報を表示できる。

RSスポーツシート

Audi Sportのロゴを地面に投影するカーテシランプ。

RSディスプレイはアウディ・バーチャル・コックピットを使用して、タイヤ空気圧、トルク、性能、油温、ブースト圧、ラップタイム、加速、Gフォースなどの情報を提供します。
シフトライトディスプレイは、エンジン回転数の限界に達すると、ドライバーにシフトアップを促すものです。
RSディスプレイは、AudiドライブセレクトのRS1モードおよびRS2モードを選択すると自動的に開きます。

RSスポーツシートは、ブラックパールナッパレザー仕上げです。
よりスポーティーなオプションではシートがバルコナレザー仕上げとなり、ベンチレーション機能を利用できます。

RSデザインパッケージは赤またはグレーの2種類。
インテリアの各所にコントラストステッチが施される他、RSフロアマットの縁取りも色付きとなり、シートベルトストラップも選択した色がフィーチャーされます。

スポーティーな外観のRS7スポーツバックですが、ラゲッジスペースは大容量です。
5名乗車時で535リッター、リアシートを倒せば1,390リッターまで拡大できます。

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シャシー

RSアダプティブサスペンションが標準装備されています。
新しいエアスプリングモジュールにより、スプリングレートが50%も高められました。
車高はA7スポーツバック比で-20mmですが、120km/h以上の速度域ではさらに-10mmとなります。
また、車高を+20mm引き上げることで、障害物を乗り越えやすくするリフトモードも用意されています。

オプションのRSスポーツサスペンションとダイナミックライドコントロールを装着すれば、さらにスポーティーなハンドリングを実現可能です。
可変レシオのプログレッシブステアリングは標準装備。
リアタイヤステアのダイナミックオールホイールステアリングはオプションです。

ホイールは標準装備が21インチ、オプションで22インチも用意されています。
標準装備のブレーキディスク径はフロント420φ・リア370φですが、オプションのRSセラミックブレーキならフロント440φ・リア370φと更に大径化しつつも、バネ下重量を34kgも軽量化できます。

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パワートレイン

4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボは、600ps・800Nmを発生します。
0-100km/hは3.6秒。
最高速は電子制御リミッターにより250km/hに制限されていますが、ダイナミックパッケージを装着すれば280km/hに、ダイナミックプラスパッケージでは305km/hにまで引き上げることが可能です。

とはいえ、RS7スポーツバックはただハイパフォーマンスなだけではありません。
48Vマイルドハイブリッド気筒休止システムにより、燃費の改善が図られています。
それでも燃費は8.63~8.75km/Lという水準ですが、強大なパワーとトルクを考慮すれば、かなりの高効率といえるでしょう。

トランスミッションは8速ティプトロニック、駆動方式は全輪駆動のquattroです。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

ヨーロッパでは2019年末にディーラーに並ぶ予定です。
日本導入時期は不明ですが、年明け以降になることは間違いないでしょう。

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