SCG 007 ル・マンに挑むアメリカン・ハイパーカー

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SGC 007 front

ジェームズ・グリッケンハウス氏の情熱はとどまるところを知りません。
彼が創業したスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG
)は、ル・マン24時間レースに参戦するためのハイパーカー「SCG 007」を公開しました。

SCGはこれまで、SCG 003でニュルブルクリンク24時間レースに参戦してきました。
ニュル24時間では何度かクラス優勝(SP-Xクラス)を果たしているので、今度はル・マンに狙いを定めたのでしょう。

今回はSCG 007の概要をご覧ください。

更新情報

最新のレンダリング画像を追加しました。(2020/02/12)


SCG 007の概要

エクステリア

公開されたレンダリングCGを見る限り、あまりレーシーな感じはしません。
どちらかというとレトロな雰囲気すら漂っています。
カラースキームがアルファロメオ ティーポ33/3風なのも、それに拍車をかけているようです。

SCG 007のレンダリングCG

GR スーパースポーツコンセプトやアストンマーティン ヴァルキリーと比べると、SCG 007のエアロはシンプルだ。

丸っこいフェンダーの造形など、リア周りはレトロな感じすら漂う。

SCG 007のカラーリングは、アルファロメオ Tipo 33/3(上の画像)のオマージュのようだ。
画像の出典: Brian Snelson [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

最新のレンダリング画像

SCG 007 front
最新のレンダリング画像

SCG 007 top
SCG 007を上から見た画像は初めてだ。

SCG 007
側面のデザインは以前のレンダリング画像から変わっていないが、全長はわずかに長くなったようだ。

SCG 007 rear
リア周りも以前の画像と同じ。

車両重量の目標値は1,100kgだそうです。
SCG 007は現在も開発中で、2020年6月まで開発が継続されます。
最初の車は8月に完成し、9月から実走テストを開始するとSCGは主張していますが、果たして計画通りに進むのでしょうか。

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パワートレイン

エンジンは3.0リッター・V型6気筒ツインターボを搭載します。
SCG 007のレース仕様では852psを発生し、30時間連続での全開走行に耐えることができるそうです。

ハイブリッドシステムも搭載する計画でしたが、実装されるかはわかりません。
以前の噂では152psの電動モーターをフロントアクスルに設置すると言われていました。

レース仕様のSCG 007は、2台製作される予定です。
1台はファクトリーチームが使用し、もう1台はプライベーターに販売されます。
ストリートリーガルな007ロードカーは、200万ユーロで提供するそうです。
以前は100万ドルだと言われていたのですが、倍以上の価格に高騰しています。
ロードカーが何台生産されるかは不明です。

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