SCG 007 ル・マンに挑むアメリカン・ハイパーカー
![SGC 007 front](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SGC-007-01.jpg)
ジェームズ・グリッケンハウス氏の情熱はとどまるところを知りません。
彼が創業したスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG
)は、ル・マン24時間レースに参戦するためのハイパーカー「SCG 007」を公開しました。
SCGはこれまで、SCG 003でニュルブルクリンク24時間レースに参戦してきました。
ニュル24時間では何度かクラス優勝(SP-Xクラス)を果たしているので、今度はル・マンに狙いを定めたのでしょう。
今回はSCG 007の概要をご覧ください。
更新情報
最新のレンダリング画像を追加しました。(2020/02/12)
SCG 007の概要
エクステリア
公開されたレンダリングCGを見る限り、あまりレーシーな感じはしません。
どちらかというとレトロな雰囲気すら漂っています。
カラースキームがアルファロメオ ティーポ33/3風なのも、それに拍車をかけているようです。
![](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SCG-007-01.jpg)
![](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SCG-007-02.jpg)
![](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SCG-007-03.jpg)
![](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/Alfa_Romeo-Tipo_33_3-Goodwood_FOS-2006.jpg)
最新のレンダリング画像
![SCG 007 front](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SGC-007-01.jpg)
![SCG 007 top](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SGC-007-02.jpg)
![SCG 007](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SGC-007-03.jpg)
![SCG 007 rear](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/09/SGC-007-04.jpg)
車両重量の目標値は1,100kgだそうです。
SCG 007は現在も開発中で、2020年6月まで開発が継続されます。
最初の車は8月に完成し、9月から実走テストを開始するとSCGは主張していますが、果たして計画通りに進むのでしょうか。
パワートレイン
エンジンは3.0リッター・V型6気筒ツインターボを搭載します。
SCG 007のレース仕様では852psを発生し、30時間連続での全開走行に耐えることができるそうです。
ハイブリッドシステムも搭載する計画でしたが、実装されるかはわかりません。
以前の噂では152psの電動モーターをフロントアクスルに設置すると言われていました。
レース仕様のSCG 007は、2台製作される予定です。
1台はファクトリーチームが使用し、もう1台はプライベーターに販売されます。
ストリートリーガルな007ロードカーは、200万ユーロで提供するそうです。
以前は100万ドルだと言われていたのですが、倍以上の価格に高騰しています。
ロードカーが何台生産されるかは不明です。
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