改造費に200万ドル以上を投じたシボレー150のカスタム
![](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-01.jpg)
シボレー 150(One-Fifty)は、1953年から1957年まで製造されていたモデルです。
経済性を重視する消費者向けに作られたモデルで、政府や企業などが購入する例が多かったと言われています。
しかし安かったからか、ホットロッドのベース車両としても人気があったようです。
そんな150に200万ドル以上ものお金を費やしたカスタムが、上記の「イマジン」です。
最高出力1,000ps以上という、とんでもないカスタムが施されています。
今回は1957年型シボレー 150のカスタム車「イマジン」の概要をご覧ください。
シボレー 150カスタム「イマジン」の概要
エクステリア
![Chevy 150 Custom IMAGINE](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-01.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE rear](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-02.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE bonnet](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-03.jpg)
イマジンはチョップドルーフとなっており、ノーマル比で76.2mm低くなっています。
それに合わせてウィンドウも狭められています。
ボンネットもカスタムされ、平らにならされています。
インテリア
![Chevy 150 Custom IMAGINE interior](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-09.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE pedals](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-10.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE rear seats](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-11.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE c pillar](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-12.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE luggage](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-13.jpg)
内装のデザイン自体はノーマルに近いものの、ステアリングやメーター、センターコンソール、バケットシートなどはカスタムされています。
シャシー
![Chevy 150 Custom IMAGINE front suspension](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-06.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE under body](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-07.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE rear suspension](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-08.jpg)
シャシーはまったくのオリジナルだそうです。
リアサスはコルベットの独立懸架で、スプリングは特注品となっています。
ブレーキは4輪とも油圧式のディスクブレーキです。
パワートレイン
![Chevy 150 Custom IMAGINE engine room](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-04.jpg)
![Chevy 150 Custom IMAGINE engine](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2019/11/Chevy-150-Custom-05.jpg)
ネルソン・レーシング・エンジンズ製のシボレー・ビッグブロックV8が搭載されています。
8.44リッターという大排気量エンジンには、ネルソン・レーシング・エンジンズが特許を持つミラー・イメージ・ターボチャージャーが組み合わされており、1,000ps以上の最高出力を実現しました。
ミラー・イメージ・ターボチャージャーというのは、ツインターボの片方が反時計回りに回転するもので、エンジンに取り付けた際に、ボンネット内部の景観が完全な左右対称となる仕組みのようです。
トランスミッションは3速オートマチックですが、これだけの大排気量ターボならば、ギア段数の少なさは問題とはならないでしょう。
ちなみにレース用の燃料を使えば、イマジンは1,800psを得ることもできるのだとか。
これだけのハイパワーとなると、1957年式のハイパーカーと言っても過言ではありません。