アルファロメオがジュリエッタの生産を終了か
アルファロメオ ジュリエッタが、2020年春をもって生産終了となるかもしれません。
ジュリエッタを生産しているカッシーノ工場では、既に40~70台/日しか生産していないそうで、生産終了は時間の問題と見られています。
アルファロメオ ジュリエッタに生産終了の噂
なぜジュリエッタは生産終了するのか?
現行型のジュリエッタは、147の後継モデルとして2010年5月に発売(日本導入は2012年)されました。
全長4,350mmのCセグメント・ハッチバックで、ライバルはアウディ A3などのプレミアム・コンパクトです。
2019年に販売台数が急減
発売からかなり時間が経過していることもあって、ここ数年ジュリエッタの売上は落ち込む一方でした。
2010年代半ばには、ヨーロッパで年間40,000台ほどをコンスタントに売り上げていたジュリエッタでしたが、2018年には26,632台、2019年には15,690台と急減しています。
市場において競争力を失っているのは明白です。
カッシーノ工場はマセラティの生産にスイッチか
FCA(フィアット・クライスラー・オートモーティブ)は、ジュリエッタの生産を停止した後のカッシーノ工場で、マセラティの新型SUVを生産する計画のようです。
このSUVは製品ロードマップ上で「D-SUV」と呼ばれているもので、レバンテよりも小型のSUVとなります。
次期ジュリエッタはどうなるのか?
FCAはアルファロメオへの投資を大幅に削減し、新型GTVや8Cの開発もキャンセルされてしまいました。
そのため次期ジュリエッタが登場するかは微妙な情勢です。
アルファロメオはトナーレやコンパクトSUVで攻勢をかける予定ですが、これらのSUVが成功しない限り、次期ジュリエッタが登場することはないでしょう。
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