VWゴルフ8 GTIクラブスポーツ 300馬力のハイテクホットハッチ
フォルクスワーゲン(VW)が「ゴルフGTIクラブスポーツ」を発表しました。
第8世代ゴルフGTIをさらにパワーアップした高性能バージョンです。
今回はゴルフGTIクラブスポーツの概要をご覧ください。
ゴルフ8 GTI クラブスポーツの概要
エクステリア
インテリア
シャシー
サスペンションはGTI比で車高15mmダウン。スプリングが強化され、フロントのキャンバー角も増やされています。また、リアコントロールアームやホイールのマウントが強化されました。ダンパーベアリングも専用品です。
プログレッシブレートのパワーステアリングも調整され、コーナリング時の反応がよりダイレクトになりました。
電子制御ディファレンシャルも新しくなり、わずかなステアリング入力にも車両が素早く反応するため、アンダーステアが軽減されています。また、この新しいデフはドライブモードによって調整可能です。ちなみにニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ用のモードもあり、標準のGTIより13秒も速いとVWのエンジニアは主張しています。
フロントブレーキディスクは大径化されたものの、GTIより軽量です。ABSやスタビリティコントロールも微調整されました。
パワートレイン
エンジンはGTIと同じく2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボを搭載していますが、GTIクラブスポーツはインタークーラーの大型化やターボチャージャーの変更、ECUの調整などにより、最高出力は300ps(GTI比+55ps)、最大トルクは400Nm(同+30Nm)に引き上げられました。
GTIクラブスポーツのトランスミッションも7速DCTですが、ギア比はGTIよりも低くされています。
0-100km/hは6秒未満、最高速は250km/hです。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。AutoExpressは英国価格を37,000ポンドと予想していますが、真偽は不明です。
ヨーロッパでは2020年末までに受注が開始されるようですが、日本での予約開始時期や発売時期は判明していません。
なお、限定車だった先代ゴルフ7 GTIクラブスポーツとは異なり、新型はカタログモデルとして販売されます。
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