ランチア アウレリアのレストモッド「アウトロー」
ランチア アウレリアのレストモッド(レストア+モディファイ)が公開されました。
Thornley Kelhamという会社が製作したもので、「アウトロー」という車名が付けられています。
ベースとなったのは1950年モデルです。
ルーフを切って全高を低くした所謂チョップドルーフ仕様なので、スポーティーな佇まいとなっています。
車体は全てアルミに置き換えられ、75kgも軽量化されています。
今回はランチア アウレリア アウトローの概要をご覧ください。
アウレリア アウトローの概要
エクステリア
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インテリア
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シャシー
前後サスペンションはアップグレードされ、車内にはロールケージも組み込まれています。
パワーステアリングやディスクブレーキも装着されており、シャシーはモダンな造りです。
しかもフルアルミのボディワークのおかげで、車重はわずか1,100kgに抑えられています。
パワートレイン
エンジンはアルファロメオの3.2リッター・V型6気筒ガソリン自然吸気に変更されています。
最高出力は304psです。アウレリアが元々搭載していたV6は最も高出力なものでも120psでしたから、大幅にパワーが向上しています。
トランスミッションは5速MT。ベース車両と同様のトランスアクスルレイアウトを踏襲しているため、ギアボックスはリアに搭載されています。
リミテッドスリップデフを介し、後輪を駆動します。
価格・発売日
価格は公表されていませんが、アウレリアの価格自体が12~14万ユーロほどするため、その2倍以上のコストはかかるはずです。
製作には5,000時間もかかるそうなので、ドナーカーの調達から完成までには1年以上を要するでしょう。
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