プロドライブ ハンター ダカールレーサーをさらにパワーアップして市販化!

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かつてスバルのWRCチームを運営していたプロドライブが、「ハンター」というアドベンチャー・ヴィークルを発表しました。
ハンターはダカールラリーでセバスチャン・ローブがステアリングを握ったレーシングカーがベースとなっています。

ハンターは市販車ですが、走るのは舗装された一般公道ではなく、中東の砂漠地帯です。
これまではランドクルーザーやレンジローバーが活躍していたフィールドに、ハンターは圧倒的なオフロード性能を武器に切り込もうとしているわけです。

今回はプロドライブ ハンターの概要をご覧ください。


プロドライブ ハンターの概要

エクステリア

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プロドライブ ハンター

アプローチアングルを最優先したフロント周り

ルーフには外気導入用のエアスクープ

長いストロークを持つサスペンションがむき出しになっている。

キャブフォワードなフォルムだが、エンジンはフロントミッドに搭載されている。

レーシングカーだとスペアタイヤが入っていた部分だが、市販車ではダクトになっているようだ。

エキゾーストはサイド出し

フロントの方がトレッド幅が広く見える

デザインしたのがイアン・カラムなので、リアからはジャガー風味が感じられる。

スワンネックステーでマウントされたリアウイング。翼端板がリアフェンダーすれすれなのが興味深い。

リアも下回りがむき出しだ

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インテリア

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プロドライブ ハンターのインテリア。バケットシートはカーボン製。

鮮やかなフル液晶メーターを装備している

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シャシー

シャシーは高張力鋼のスペースフレームで構成されています。
サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式で、ダンパーは各車輪ごとに2本ずつ。
ホイールトラベルは400mmという長さが確保されています。ちなみにホイールトラベルは、2022年のダカールラリーで2位になった競技車両から50mm延長されているそうです。おそらく乗り心地を確保するためでしょう。
タイヤサイズは驚愕の35インチです。

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パワートレイン

3.5リッター・V型6気筒ツインターボを搭載しています。
最高出力は608ps、最大トルクは700Nmです。
レギュレーションに縛られていないため、出力はレーシングカーと比較して50%も増大しています。

トランスミッションは6速で、パドルシフト付き。
0-100km/hは4秒未満。最高速は300km/hとなっています。
オフローダーですが、スペックはスーパーカー並ですね。
その分燃費は悪そうですが、燃料タンク容量が480Lもあるので、砂漠のど真ん中でガス欠することはなさそうです。

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価格・発売日

価格は125万ポンドです。記事執筆時点のレートで日本円に単純換算すると、およそ1億9565万円となります。
アラブの石油王ならポンと買えるのかもしれません。

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