アキュラ インテグラがパイクスピークに参戦

その他モータースポーツ

ホンダが北米で展開する高級車ブランドのアキュラが、2022年もパイクスピークインターナショナルヒルクライムに参戦します。
今年はアキュラ インテグラNSXタイプSも走るそうです。

パイクスピークインターナショナルヒルクライムは、156ものコーナーがある全長19.988kmのマウンテンロードを、山頂まで一気に駆け抜けるモータースポーツです。ゴール地点の標高は4,302mに達するため「The Race to the Clouds」とも呼ばれています。かつては未舗装路が含まれていましたが、現在は全区間が舗装済みです。

今回は2022年のパイクスピークにエントリーするアキュラの車両をご覧ください。


アキュラの2022年パイクスピーク参戦車両

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インテグラ

アキュラ インテグラ

HPDのパフォーマンスパーツを装着しているが、エンジンはノーマルだ。

エキシビジョンクラスなので外観もノーマルに近い。

ロールケージやバケットシートなどが装着されている。

ステアリングは交換され、カーペットが剥がされているが、ダッシュボードなどはノーマルのままだ。

エキシビジョンクラスにエントリーするインテグラは、1.5リッター・直4ターボ(203ps・260Nm)と6速マニュアルトランスミッションこそノーマルのままですが、ブレーキやサスペンション、ディファレンシャルなどは、HPD(ホンダパフォーマンスディベロップメント)製のパーツでアップグレードされています。ホイールはバネ下重量を減らすために軽量なHRE製18インチに変更。タイヤはピレリのスリックで、サイズは245です。

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NSXタイプS

こちらはNSXタイプS

タイムアタック1クラスに参戦するNSXタイプSには、大型のウイングが装着されている。

エキシビジョンクラスのNSXタイプS。タイプSならではのノーズの低さが印象的。

エキシビジョンクラスなのでリアウィングは無く、ノーマル然とした外観だ。

NSXタイプSは、エキシビジョンクラスとタイムアタック1クラスの2つにエントリーしています。多数のパフォーマンスアップグレードが施されており、ハイブリッド燃料クラスのコースレコード(10分01秒913)の更新が目標です。

また、NSXタイプSは、パイクスピークのオフィシャルペースカーとしても採用されています。

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TLXタイプS

タイムアタック1クラスに参戦するTLXタイプS。大型のスプリッターやリアウィングがかっこいい。

高性能セダンTLXタイプSも、エキシビジョンクラスとタイムアタック1クラスの両方にエントリーしています。
プレスリリースに記載が無いので詳細は不明ですが、ノーマルのTLXタイプSは3.0リッター・V6ターボ(360ps・480Nm)とSH-AWDを搭載するハイパフォーマンスモデルです。

100回目の節目を迎える2022年のパイクスピークインターナショナルヒルクライムは、6月26日(現地時間)に開催されます。

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