ちっさ!! 魔改造で超圧縮されたフォード フィエスタ

チューニング

Ford Fiesta SWB Front

上の画像は加工したものではありません。フォード フィエスタを極端に切り詰めた車で、実際にアメリカ・ワシントン州の公道を走り回っています。

今回は奇妙なフォード フィエスタの画像をご覧ください。


フィエスタ(超ショートホイールベース仕様)

フォード フィエスタは、ベストセラーとなったコンパクトハッチバックです。超ショートホイールベース(SWB)仕様に改造されているのは6代目フィエスタで、元々はリアドアが存在しました。

Ford Fiesta 2011 Front
フォード フィエスタ(2011年モデル)

超SWB仕様のフィエスタは、全長が2m弱、ホイールベース(W/B)にいたっては1m程度しかないという代物です。初代スマート フォーツーでも全長2.5m、W/Bが1.81mあったので、このフィエスタの小ささは際立っています。

Ford Fiesta SWB Side
フォトショップで加工したとしか思えない見た目だが、現実に存在する車だ。

Ford Fiesta 2011 Side
ちなみに本来はこんな形。比較すると、リアドア部分がごっそり無くなっていることがわかる。

どうやって作ったのかは不明ですが、BピラーからCピラーまでの間を切断し、リアホイールハウスから後ろをくっつけただけのように見えます。ルーフラインが一致しておらず、段差が生じているからです。
また、リアホイールハウスが思い切り前方に来たことで、フロントドアの形状も変更せざるを得なかったようです。

Ford Fiesta SWB Rear
後ろから見るとルーフに段差が生じていることがわかる。

こんな車でもナンバーが取得できていますし、きちんと公道を走行している姿も確認されています。

Ford Fiesta SWB Highway
公道を走行する超SWB仕様のフォード フィエスタ。直進安定性は期待できそうにないが……

これだけSWBだとハンドリングはさぞやクイックでしょう。しかし直進安定性には期待できなさそうです。
また、後方から追突された場合の危険性は言うまでもありません。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。