日産 スカイラインNISMO スカG誕生60周年記念の限定モデル

ニッサンの新車情報

日産スカイライン NISMOおよびスカイライン NISMO Limitedを発表しました。S54A-1型スカイラインGTの誕生60周年を記念したモデルです。NISMOのレーシングテクノロジーを用いることで、スカイラインのGTカーとしての資質をより高いレベルに引き上げたモデルとなっています。

今回はスカイライン NISMOの概要をご覧ください。


スカイライン NISMOの概要

エクステリア

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日産 スカイライン NISMO

バンパー形状が変更されている。開口部を拡がり、冷却性能がアップしているようだ。

スカイライン400R以上にスポーティーな印象だ。

サスペンションも専用チューニングだが、車高の変化は不明。

アルミホイールはエンケイの19インチ

スカG伝統のバッジが装着されている

ミラーにもレッドのラインが入っている

左右出しのマフラーがスポーティーイメージを強調している

小ぶりだがリアスポイラーを装着している

リアフォグの上にはNISMOのロゴ

前後ウインドシールドガラスの接着剤には、GT-R NISMOにも採用されている高剛性接着剤を使用し、車重を増やさずに車体剛性を向上させています。

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インテリア

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スカイライン NISMOのインテリア

ステアリングには12時の位置にレッドのマーキングが施されている

メーターもスポーティーな印象だ

400Rがベースだが、コンソールのデザインが古臭いのが残念だ。

レカロシートを装着するグレードもある

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シャシー

リアタイヤ幅が20mm拡大されています。これはエンジンのパワーアップに対応するためです。ホイールはエンケイ製の19インチを履いています。

サスペンションとスタビライザーも専用にチューニング。ロールを抑制しつつ路面追従性を保つことで、4輪の接地性を高いレベルに引き上げています。VDC(ビークルダイナミクスコントロール)も専用チューニングされ、限界走行時にも性能が発揮できるようになりました。
ブレーキには耐フェード性に優れる摩擦材を採用。ABSの制御も見直され、制動距離も短縮しています。

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パワートレイン

3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボ「VR30DDTT」は、最高出力420ps(400R比で+15ps)、最大トルク550Nm(同+75Nm)となっています。エンジンのチューニングはGT500のレース用エンジンに携わった開発者が行ったそうです。

また、ATの変速スケジュールも見直されており、高回転を維持しやすくなっています。

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価格・発売日

スカイライン NISMOは788万円、レカロシート&カーボンフィニッシャー装着車は847万円、スカイライン NISMO Limitedは948万円となっています。

スカイライン NISMOは1,000台限定で、2023年9月上旬に発売されます。スカイライン NISMO Limitedは100台限定ですが、横浜工場の匠ラインにて手組みで生産される高精度のエンジンが搭載されるそうです。Limitedは2024年夏ごろに発売されます。

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