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VWの新型電気自動車 ID.3(IDハッチバック)【5/9更新】

更新日:

VWの新型EV「IDハッチバック」の詳細が明らかになりました。
正式名称はID.3となるそうです。
VWはID.1~ID.9までを商標登録しているそうなので、今後ID.3よりも小さなモデルが登場するかもしれません。

このページではID.3の最新情報を随時更新していきます。

更新情報

ティザー画像を鮮明なものに差し替え、パワートレインの内容を修正しました。(2019/05/09)

ティザー画像を追加し、パワートレインの項目内容を修正しました。また、ページ内の呼称を「ID.3」に統一しました。(2019/05/08)

パワートレインの項目を修正し、価格発売日に関する情報を更新しました。(2019/04/30)

最新のスパイショットを追加し、ページ内の情報を更新しました。(2019/02/12)


VW ID.3の概要

エクステリア

I.D. electric concept

vw-id_electric_concept-right-front
EVはフロントグリル無しが最近のトレンド
vw-id_electric_concept-side
リアドアハンドルの位置からすると、観音開きドアだ。
vw-id_electric_concept-rear
幅の小さなテールライトが特徴的
vw-id_electric_concept-roof
屋根は全面パノラミックルーフになっている
vw-id_electric_concept-roof-2
ハッチバックなのに、後席はキャプテンシートだ。

I.D.は「Intelligent Drive」の略だそうです。市販バージョンのI.D.は、2020年に登場します。

また、このコンセプトモデルには、VWの新しいデザイン言語が用いられています。2025年までに市場へと投入される35車種のEVも、このデザイン言語を元に作られるそうです。

ID.3

プロトタイプのオフィシャルフォト

I.D.のプロトタイプ


20インチのホイールは、市販バージョンにも装着されるという。


法的な問題があり、サイドミラーレスには出来なかったとのこと。


極端に短い前後オーバーハングや、大きく傾斜したAピラーなど、コンセプトとほぼ同じフォルムをしています。
冷却用のエアインテークもほとんど見当たりません。

しかし法的な問題があるためにサイドミラーを装着しなければならず、電動ドアハンドルもコストの問題で採用が見送られたそうです。

コンセプトには、人の目のように動作する「インタラクティブLEDヘッドライト」が装着されていました。
駐車中は目を閉じたようなグラフィックになり、始動時には目を開くといった動きをするヘッドライトでしたが、そちらは市販バージョンに採用されると思われます。

最新のスパイショット

スノーテストを行うIDのスパイショット。


スノータイヤを履いているため、以前とはホイールが異なっている。


ハッチバックというよりミニバンのようなフォルムだ。


ルーフは結構傾斜している。


跳ね上げられた雪のせいでリアウィンドウは機能していない。


ティザー画像

ID.3のティザー画像。


フロント周りはコンセプトに近いが、開口部が広くなっている。


ホイールの形状が非常にユニークだ。


ゴルフっぽいCピラー。


リアスポは大きめ。開口部の下端が高い位置にあるのは、床下のバッテリーのせいだろうか。


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インテリア

プロトタイプは4人乗りとなっていますが、市販バージョンでは5人乗りになるそうです。

5名乗車時のラゲッジスペース容量は不明ですが、後席を倒したときには980リッター分のスペースが生まれます。

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シャシー

ID.3には、新たに開発されたMEBプラットフォームが採用されています。
これは電気自動車専用のプラットフォームです。

ID.3は見た目こそ未来的ですが、そのボディ構造は、既存の車と同様の手法で作られています。
すなわち熱間プレスされた高張力鋼板や、アルミニウム、マグネシウムなどを張り合わせたモノコックです。
そのため、既存の工場で生産できるというメリットがあります。

サスペンションは4輪ともマルチリンク式です。
前後重量配分は48:52ということで、スポーティなハンドリングが期待できるかもしれません。

ボディサイズ

5ドアのIDの全長は、ゴルフ7とほぼ変わらない4250mmです。
逆にホイールベースはゴルフよりも長く、2830mm前後になると言われています。
それによりIDの室内空間は、パサートと同じくらい広くなるそうです。
エンジンが無いことのメリットが、ディメンションにも如実に現れていますね。

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パワートレイン

ID.3は150kW(204ps)の電動モーターをリアアクスルに搭載し、後輪を駆動します。
0-100km/hは8秒未満、最高速度は180km/hになる予定です。

リチウムイオンバッテリーは、ホイールベース内側の床下に取り付けられています。
バッテリー容量は、48kWh、62kWh、そして82kWhと多彩なラインナップです。
航続距離は48kWh仕様が330km62kWh仕様が450km、そして最上級グレードの82kWh仕様が550km(いずれもWLTP基準)となるでしょう。
ローンチエディションの「ID 1ST」は、62kWh仕様になるそうです。
なお、VWはバッテリーを自社生産します。

充電は2種類のAC充電方式(7.2kWと11kW)と、CCS接続を介した最大125kWでのDC充電の計3種類です。
後者を用いることで、VWは30分でバッテリー容量の80%を充電できると主張しています。

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価格

価格は以下の表の通りです。

電池容量(kWh) 航続距離(km) 価格(€)
48 330 29,990
62 450 35,000

ID.3は赤字覚悟!?

ドイツの自動車メディアであるAuto Motor und Sportは、ID.3を1台売るごとに3,000ユーロの損失が発生すると報じています。
最悪の場合、2025年までこの赤字を解消できないそうです。

自動車メーカーが赤字覚悟で電気自動車で売るというのは、珍しいことではありません。
過去にはフィアットが500eを赤字覚悟で販売し、セルジオ・マルキオンネCEO(当時)が「赤字になるから500eを買わないで」と発言したことがあるほどです。

規制をクリアするために一定量のEVやPHEVを販売しなければならないため、フィアットは苦肉の策として赤字でEVを販売したわけですが、VWの場合はラインナップの大部分をEVに移行する過渡期ゆえに、量産効果が得られず赤字となってしまうのでしょう。
EVの販売台数が伸びてくれば、自然と赤字は解消されるものと思われます。

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発売日

欧州では5月8日に予約が開始されるようですが、日本ではどうなるか不明です。
なお、初回に予約できるのローンチエディションの「ID 1ST」(62kWh仕様)となります。

ワールドプレミアは、2019年9月のフランクフルト・モーターショーとなる可能性が高いです。
生産は2019年11月にスタートし、2019年末に発売されるでしょう。
欧州では2020年初頭にデリバリーが開始されます。

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