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ハイブリッド・コンパクトカー5車種の安全性・価格・燃費を比較!

2017/01/16

ヴィッツハイブリッドが追加され、各社のBセグメント・コンパクトカーにハイブリッド・グレードが出揃いました。

今回は、

  • ヴィッツ・ハイブリッド
  • アクア
  • ノートe-POWER
  • フィット・ハイブリッド
  • スイフト・ハイブリッド

以上5台の燃費、サイズ(車体および室内)、安全性、価格を比較してみます。

画像の出典: newsroom.toyota.co.jp

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ハイブリッド・コンパクトカーの燃費比較

車種JC08燃費(km/L)実燃費(km/L)
ヴィッツHV34.4TBA
アクア37.022.6
ノートeパワー34.020.8
フィットHV33.622.1
スイフトHV27.4TBA

TBA……To Be Announcementの略

各車の燃費数値は、燃費スペシャルグレードを排除するために、価格的に真ん中くらいのグレードの数値をチョイスしています。

上記5台の中で、スイフトHVだけはマイルドハイブリッドです。
なのでJC08燃費で劣るのも仕方がないでしょう。

満を持して登場のヴィッツHVですが、アクアよりも燃費が悪いです。
トヨタはどうやってヴィッツHVを差別化していくつもりなのでしょう?

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ハイブリッド・コンパクトカーのサイズ比較

車種全長全幅全高W/B
ヴィッツHV3945169515002510
アクア399514552550
ノートeP410015202600
フィットHV395515252530
スイフトHV384015002450

単位はすべてmm(ミリメートル)

W/B=ホイールベースの略

全幅は全車1695mmです。
VWポロの全幅1685mmなので、Bセグメント・コンパクトカーの全幅は、1700m弱くらいがグローバルスタンダードのようです。

表の5台のうち、もっともサイズが大きいのがノートe-POWER、逆にもっとも小さいのがスイフトHVとなっています。

ヴィッツHVはアクアよりも全長やW/Bが短いかわりに、全高が高いです。
でもその差はわずかですね。

次は室内の広さを比較してみましょう。

車種室内長室内幅室内高荷室容量
ヴィッツHV192013901240278
アクア201513951175300
ノートeP206513901255TBA
フィットHV193514501280314
スイフトHV191014251225265

単位は荷室容量のみリッター。それ以外はミリメートル。

ノートe-POWERの荷室容量は不明です。
ガソリンエンジン車のノートは280Lなのですが、e-POWERはそれよりも荷室が狭くなっています。
特に荷室幅が狭いので、アクアよりも荷室容量は小さいはずです。

アクアはヴィッツHVよりも室内高が低いものの、それ以外は勝っていますね。
車体が一番大きなノートe-POWERが、荷室以外の広さでは優位性がありそうです。

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ハイブリッド・コンパクトカーの安全性比較

◯=全車標準 △=一部グレードのみ標準 OP=全グレードオプション −=設定なし

安全装備ヴィッツHVアクアノートePフィットHVスイフトHV
自動ブレーキOP
車線逸脱警報OP
ヒルスタートアシスト
クルーズコントロール
ACCOP
前席エアバック
サイド&カーテンABOPOPOPOP

安全装備においては、ヴィッツHVとアクアの差は全くないですね。

ノートe-POWERはクルーズコントロールが無く、フィットHVは車線逸脱警報(レーンディパーチャーアラート)がありません。

スイフトHVは「セーフティパッケージ」を装着すれば、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が付いてきます。
ACCは自動で車間維持や追従走行をしてくれるため、長距離を走ったときの疲労が段違いです。
よって安全装備については、スイフトHVにアドバンテージがあるといえるでしょう。

自動ブレーキの性能差

今回取り上げた5車すべてに、衝突回避支援のための自動ブレーキ機能(プリクラッシュブレーキ)が装備されています。

しかしその作動条件にはかなり違いがあり、同じ性能とは言い難いです。
各車の自動ブレーキ作動条件を比較してみましょう。

車種自車速度(対移動車両)自車速度(対歩行者)
ヴィッツHV10〜80対象外
アクア10〜80対象外
ノートeP10〜80〜60
フィットHV5〜30対象外
スイフトHV5〜1005〜30

数値の単位はすべてkm/h

やはり安全装備に関しては、スイフトHVの優位性が際立っていますね。

ヴィッツHVやアクアの「トヨタセーフティセンスC」や、フィットHVの「シティブレーキアクティブシステム(あんしんパッケージに含まれる)」は、歩行者を検知できません

歩行者との接触事故は、歩行者側の被害が大きくなりやすいため、自動ブレーキによるさらなる事故軽減が求められています。
にもかかわらず歩行者を検知できない自動ブレーキが未だにあるのは、残念でなりません。

コンパクトカーは走っている台数が多いだけに、安全装備の充実が社会に与える影響も大きいはず。
トヨタとホンダには自動ブレーキによる歩行者保護を、さらに拡大してもらいたいものです。

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ハイブリッド・コンパクトカーの価格比較

各車の開始価格(最廉価グレードの価格)と最高価格(最上級グレードの価格)を表にしてみました。

車種開始価格最高価格
ヴィッツHV181.9208.7
アクア176.1210.0
ノートeP177.2224.4
フィットHV169.0222.1
スイフトHV162.5194.1

数値の単位は万円

価格比較の邪魔になるので、「アクアG's」のような特別なグレードや、特別仕様車は省いてあります。

スイフトHVは他の4車よりも10万円ほど安いですが、ボディサイズが小さく、マイルドハイブリッドであること(=燃費で劣る)を考えると、それほど割安感はありません。
ちなみにACCを含むセーフティパッケージは、96,120円です。

ヴィッツハイブリッドとアクア

燃費・サイズ・安全性・価格と比較してきましたが、ヴィッツHVとアクアとの差はほとんどありませんでした。

しかしJC08燃費でわずかながらアクアに分がある以上、ヴィッツHVは上記4つの比較項目以外でアクアと差別化しなければ、セールスポイントが皆無ということになるでしょう。

燃費や価格で勝ち目がない場合には、内外装のデザインや質感、走りの良さなどで差別化するのが一般的です。
ヴィッツHVもご多分に漏れず、フェイスリフトしたり、複数の内装色を展開したりと、あの手この手でアピールしていますが、この価格帯だと質感や走りの向上には限界があります。

ヴィッツの内装色バリエーション

となるとヴィッツは結局、今後もガソリンエンジン車をメインに販売せざるを得ません。
トヨタがなぜヴィッツにハイブリッドを追加したのか、不思議でなりません。
まあ、トヨタには圧倒的な販売力がありますから、売れるんでしょうけど。

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