新型シビックハッチバックのスペック・価格・画像まとめ
10世代目シビックは日本市場にも投入される予定なので、新型シビックハッチバックについて現時点で判明している情報をまとめてみました。
画像の出典: carscoops.com
新型シビックハッチバックのスペック概要
エンジンのラインナップ
エンジンは、ガソリンが1.0L・直列3気筒・VTECターボと1.5L・直列4気筒・VTECターボの2つ、ディーゼルが1.6L・直列4気筒・i-DTECとなります。
エンジン | 馬力(ps) | トルク(kgf・m) |
---|---|---|
1.0L 直3ターボ | 130 | 20.4 |
1.5L・直4ターボ | 176 | 22.3 |
182 | 22.3 | |
1.6L 直4ディーゼル | 120 | N/A |
1.5L・直4ターボ・176ps仕様を搭載するLX, EX, Sportの各グレードは、6速MTの選択も可能です。
燃費
EPA(米国環境保護庁)燃費は、実燃費にかなり近いです。
新型シビックハッチバックの複合燃費を既存の車の実燃費と比べると、2.0Lのアクセラスポーツや、1.2LのVWゴルフとほぼ同じくらいとなります。
しかしシビックの方がボディサイズが大きいので、実質的にはより低燃費だと言えるでしょう。
グレード | トランスミッション | EPA燃費(km/L, 街乗り/高速/複合) |
---|---|---|
LX | 6MT | 12.8/16.6/14.0 |
CVT | 13.2/17.0/14.5 | |
Sport | 6MT | 12.8/16.6/14.0 |
CVT | 12.8/15.3/13.6 | |
EX | 13.2/17.0/14.5 | |
EX-L Navi | 13.2/17.0/14.5 | |
Sport Touring | 12.8/15.3/13.6 |
車体のサイズ・大きさ
主要諸元 | 9th Civic | 10th Civic | 10th-9th |
---|---|---|---|
全長(mm) | 4370 | 4497 | +127 |
全幅(mm) | 1770 | 1800 | +30 |
全高(mm) | 1441 | 1421 | -20 |
ホイールベース(mm) | 2595 | 2700 | +105 |
ラゲッジ容量(L) | 470 | 478 | +8 |
車両重量(kg) | 1184〜1307 | N/A | ??? |
N/AはNot Announcement(未発表)の略
全長がかなり長くなり、ホイールベースも大きく延長されています。室内の広さを確保するためでしょうけど、もはやコンパクトカーとは言えませんね。
ボディは剛性アップと軽量化が果たされています。剛性は先代比で52%アップだそうです。これだけ剛性が上がれば、ハンドリングにもかなり期待できますね。
ハッチバックの車重はまだアナウンスされていませんが、プラットフォーム比では16kgの軽量化がなされているとのことです。セダンの車重は1121〜1326kg、クーペの車重は1241kg〜1308kgと、大柄な車体なのに車重は軽めなので、ハッチバックの車重も期待できると思います。
サスペンション・ブレーキ
サスペンションは4輪独立懸架で、液体封入式ブッシュが使われています。
スポーツチューンド電動パワーステアリングは、可変ギアレシオ式のステアリングギアボックスと組み合わされます。おそらく車速や舵角に応じて、ステアリングギア比を変化させるものでしょう。
ブレーキは4輪ディスクブレーキで、4チャンネルABS(4輪独立制御のABS)、EBD(電子制御制動力配分システム)、ヒルスタートアシスト付きです。
安全性能
パッシブセーフティーに関しては、米国IIHSの衝突安全試験においてTOP SAFETY PICKを獲得しています。ちなみにホンダセンシング搭載モデルの試験結果です。
新型シビックハッチバックのホンダセンシングに含まれる安全技術は、次のようになっています。
- CMBS(プリクラッシュブレーキ)
- LKAS(レーンキーピングアシスト)
- RDM(路外逸脱抑制機能)
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング付き
- ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- 渋滞追従機能付き
新型シビックタイプRについて
シビックタイプRの情報は別ページで扱っています。以下のリンク先をご覧ください。
シビックハッチバックのエクステリアデザイン
セダンとは違いかなりいかつい感じのエクステリアですが、海外のフォーラムを見るかぎりでは反応は上々です。
センター2本出しマフラーは「Sport Touring」グレードのみの装備となります。
「Sport Touring」は、LEDヘッドライトが標準です。ヒーテッドドアミラーも用意されています。
シビックハッチバックのインテリア
フロントシートは運転席・助手席ともにパワーシートで、シートヒーター付きです。リアシートヒーターは「Sport Touring」のみとなります。
広々としたルーミーな室内は、2752リッターもの広さを誇ります。特にリアシートの916mmものレッグスペース(ヒップポイントから踵が床に接地しているポイントまで)は、同セグメントの車の中でもトップクラスです。
大きく向上したのは質感です。プラスチック部品のシボや各所のソフトパッドなどは、ワンランク上の車を思わせる上質なものとなっています。
パーキングブレーキは電動式。アームレストはスライドさせて引き出せるようですが、カップホルダーと干渉しそうなので不安材料でもあります。
リアシートを倒した際のラゲッジスペースは、727.7リッターの大容量です。5名乗車時でも478リッターの容量が確保されています。
インフォテイメント
センターコンソールのタッチスクリーンは7インチです。速度や燃費関連の情報を表示することもできます。
Apple CarPlayおよびAndroid Autoは全車標準装備。リモートエンジンスターターも付属するようです。
海外レビューでの評価
海外サイトに掲載された、プロトタイプの試乗レビューの一部です。
市販バージョンのレビューに関しては、ホンダ新型シビックハッチバック 海外のレビュー・評価まとめをご覧ください。
価格
米国での価格が発表になりました。
グレード | トランスミッション | 価格($) |
---|---|---|
LX | 6MT | 19,700 |
CVT | 20,500 | |
Sport | 6MT | 21,300 |
CVT | 22,100 | |
EX | 22,800 | |
EX-L Navi | 25,300 | |
Sport Touring | TBA |
TBA……To Be Announcedの略
日本導入はいつ?
製造はUKホンダ・スウィンドン工場で行われ、ヨーロッパでの販売開始は2017年3月からとなります。日本に入ってくるのはそれよりも遅くなるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の記事もぜひご覧ください。