デイリーF1ニュース(2018年5月1日) レッドブルとホンダ、エンジン供給について会談
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- レッドブルとホンダ、エンジン供給について会談
- ルノー、サインツのレッドブル復帰も視野に入れる
- F1がツイッターと契約
それではご覧ください。
レッドブルとホンダ、バクーでエンジン供給について会談
アゼルバイジャンGPの開催地であるバクーにおいて、レッドブルとホンダが、2019年からのエンジン供給契約について話し合ったようです。
「初めての会談だったので、両者の条件について話し合った。お互いに何を期待しているのかが最初の議論だった」と語るのは、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長です。
「ポジティブな会談だった。われわれは両者が満足したと信じている。われわれの間には良好な関係がある。とはいえ、公式な会合を持つのは初めてだ。可能性のある未来へのスタート地点だと思う」
「5月15日に文書をFIAに提出する義務がある。それが今話し合いを始めていることだ。それについては、レッドブルとホンダの間でギクシャクしないようにしたい」
「私がレッドブルにフィードバックしてとなるステップを踏み出す前に、残された時間をホンダの取締役と議論することに使いたい」
「F1に戻ってくることを決めたときには、1チームに固執するのではなく、複数のチームと共に仕事をするという計画だった」
「取締役会のメンバーは議論を認識しており、レッドブルとの関係を大いにリスペクトしている」
レッドブルへの供給は、第4期ホンダが勝つためのまたとない機会です。
しかし現在のパフォーマンスのままだと、マクラーレンと組んでいたときのように、チームからの激しい非難にさらされるでしょう。
Source :Red Bull and Honda begin ‘positive’ talks over 2019 engine deal | formula1.com
ルノー、サインツのレッドブル復帰も視野に入れる
レッドブルのダニエル・リカルドは、今年限りで契約が切れます。
契約延長か、移籍かを決めなければなりません。
現時点ではフェラーリへの移籍が有力視されています。
リカルドが移籍するとなると、レッドブルのシートが1つ空くことになりますが、その際にはルノーにローン移籍しているカルロス・サインツが、古巣に呼び戻されるかもしれません。
「われわれは計画を立てる必要があり、いつものように最悪のケースに備えなければならない」と語るのは、ルノー・スポールF1のマネージング・ディレクターである、シリル・アビテブールです。
「カルロスに留まってもらおうと考えるのは、最悪のパターンだ。それ(引き留め)は不可能だからだ」
「率直に言うと、それ(サインツのレッドブル復帰)は起こり得る。だからわれわれは、それに応じて計画する必要がある」
しかしアビテブールは、サインツをないがしろにするつもりは無いようです。
「われわれは来年のマシンで実際の作業を始めた。今週のミーティングでは、来年の計画、目標、さらには2019年型マシンの初期コンセプトについて彼(サインツ)と話した」
「われわれは内心、彼が居なくなると思っているわけではない。そうなるかもしれないが、彼との協力関係を弱めることで、短期的および中期的なパフォーマンスを妥協したくないんだ」
大荒れのアゼルバイジャンGPで、サインツは5位に入賞しました。
彼に替わるドライバーを見つけるのは、簡単なことではないでしょう。
Source: Renault looking for Sainz replacement for 2019 | pitpass.com
F1がツイッターと提携
F1がツイッターと提携しました。
レース後に「F1 Live Show」をツイッター独占で配信するそうです。
内容はレース分析やハイライト、ドライバーやチーム関係者へのインタビューなどが中心となります。
手始めにスペインGP後に配信されるようですが、全てのレースでというわけではなく、今シーズンはスペインの他9レースのみが対象です。
多分ヨーロッパラウンドのみだと思います。
ソーシャルメディア・プラットフォーム上でコンテンツを配信する目的は、スポンサーがファンベースにリーチする新たな機会を提供することです。
F1以外でも、NBAなどがツイッターに独占コンテンツを配信しています。
今後はソーシャルメディアでスポーツコンテンツを視聴する機会が増えるかもしれません。
Source: Formula One partners with Twitter for live post-race show! | en.f1i.com
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