フェラーリの新型F1マシン「SF16-H」を昨年型と比較してみた
今年こそ王座奪回なるか
フェラーリの新型マシン「SF16-H」が発表されました。昨年までのこだわりを捨て、かなり大胆に変更してきた感じです。フェラーリ復活のカギを握る新型マシンが昨年型とどう違うのか、早速チェックしていきたいと思います。
目次
上からの比較
まず目につくのがノーズの違いですね。昨年型のSF15-Tはフロントウイングよりも長いノーズなのに対し、新型SF16-Hは短く切り詰められています。
リア周りも、新型の方がより細く絞りこまれています。ラジエターの変更によって可能になったらしいのですが、サイドプロテクターの横にルーバーらしきものが見えるのが気になります。
横からの比較
横から見るとカラーリングの違いが歴然ですね。モノコックとサイドポンツーンの上部が直線的なデザインに変更されているのもわかります。
個人的に気になったのは、シェルのロゴが少しだけ大きくなったことですね。ロゴは大きさによってスポンサー料が細かく定められているはずなので、シェルが広告費を増額したのでしょう。
前からの比較
フェラーリは「F2012」から頑なに守り抜いてきたプルロッド・サスペンションを、ついに諦めました。ショートノーズ化するために、プッシュロッドに変更したと思われます。
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