シトロエン新型C3 モデルチェンジでインパクト抜群の外見に
新型シトロエンC3が発表となりました。C4カクタスに倣った個性的なデザインは賛否両論ありますが、海外サイトでは割りと好評なようです。日本でもトヨタ・シエンタ(2代目)みたいな奇抜なデザインの車が売れてますから、新型C3も違和感なく受け入れられるかもしれませんね。
でもこの車を見た目だけではありません。先進的な安全装備が付いてますし、内装の質感も素晴らしいものがあります。復活を期すシトロエンが作り上げた、起死回生の一手となる車なのです。
新型シトロエンC3のエクステリア
一番上にある薄いライトはデイタイム・ランニング・ライトで、ヘッドライトはその下にあります。
テールライトはC4カクタスと似たデザインです。
エアバンプって何だ?
ボディサイドの黒い部分がエアバンプです。ドイツの総合化学メーカー・BASFが開発したもので、その名の通り、素材内部に空気を封入してあります。ボディ外装を衝撃やキズから保護するためのものだそうですが、見た目のアクセントにもなっていますね。
ボディカラーの組み合わせは全36パターン
全9色のボディカラーと、3色(赤・白・黒)のルーフ・フォグライトトリム・サイドミラーを組み合わせることができます。
新型シトロエンC3のインテリア
7インチタッチスクリーン+ナビ
車載モニタの大画面化が著しい最近の傾向からすると、7インチというサイズはやや小さく感じます。しかしこのモニタのおかげで、ボタンの数を大幅に減らすことができたそうです。ナビはリアルタイム交通情報付きの3Dサテライトナビゲーションシステムとなります。
インテリアのコーディネート
スタンダードに加え、メトロポリタン・グレー、アーバン・レッド、そして最上級仕様のハイプ・コロラドの中から選べます。
充実の安全装備
車両前方を映す200万画素の広角カメラがルームミラーに搭載されており、事故前30秒〜事故後60秒までを記録する「Connected Cam」が装備されています。ドライバーがボタンを押せば、任意の場所で画像や映像を撮影可能です。GPSやWebとつながっているので、撮影画像や映像をSNSで手軽に共有できます。
また、ドライバーが困ったときにシトロエンが助けてくれるSOSサービス(ライブアシスタント)や、ブラインドスポットアシストなど、安全面も充実しています。
シャシー
シャシーはPF1プラットフォームです。プジョー・208やシトロエン・C4カクタスと同じものとなります。
全長は3990mmです。新型VWポロの全長が4170mmであることを考えると、ちょっと小さい感じがします。
エンジン
ガソリンエンジンは1.2L・直3のPureTechと呼ばれるものです。68ps、82ps、110psの3種類が用意されます。
ディーゼルは1.6L・直4のBlueHDiで、75ps、100psの2種類です。
組み合わされるギアボックスはマニュアルか6速ATとなります。
価格・発売時期
イギリスでの販売価格は、£11,000〜となっています。£1=¥130換算だと、143万円です。日本では200万円弱くらいでしょうか? バリュー・フォー・マネーは結構高そうです。
イギリスでは2017年1月に発売される予定ですが、日本導入はもう少し遅くなるはずです。
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