スズキアルトターボRSの評価・口コミ ワークスより得かも!?

スズキ車の評価・口コミ

アルトターボRS_外観F

アルトワークスおかげで魅力倍増!? アルトターボRSの口コミまとめ

東京モーターショーで発表された新型アルトワークスは、ショートストロークの5速MTを搭載し、レカロシートやノンスリップペダル、新デザインのフロントグリルやアルミホイールなどを装備しています。

アルト・ワークス
アルトワークス

画像の出典: suzuki.co.jp


ワークスとターボRSは何が違う?

ワークスで追加された部分に関して列挙します。

  • エンジントルクが0.2kg・m向上
  • 5速マニュアルの追加
  • ブレーキキャリパーが赤く塗装された
  • レカロ製フロントシートに変更

もったいぶって登場したワークスですが、大きな違いは5速MTだけです。純正装着タイヤも両車「POTENZA RE050A 165/55R15 75V」で変わりません。

5速MTのワークスが登場した背景には、ターボRSの5速オート・ギア・シフト(以下、AGS)の悪評があると思われます。

シフトタイミングがドライバーの意志に忠実ではなく、変速ショックも大きく、低速ではギクシャクすると散々な評価のAGSですが、あくまで「機械がサポートしてくれるMT」としてドライバーが少し気をつかって扱えば、言われているほど悪い機構ではありません。

ワークスの新車価格はターボRS+20万円からと高額

アルトワークスは約151万円からなのに対し、ターボRSは約130万円からラインナップされています。

ワークスのおかげでターボRSの中古価格が下落

一方ターボRSは新古車が多く出回っており、新型ワークス発売以降は、ターボRSの中古価格はさらに下落しました。本体価格100万円強、乗り出し120万円台の個体がざらにあります。中古で買うなら、ワークスと性能がほぼ同等のターボRSこそ本命といえるでしょう。

画像の出典: suzuki.co.jp


目次

  1. インテリア
  2. ナビ・電装系
  3. エクステリア
  4. エンジン・燃費
  5. ハンドリング・取り回し
  6. 乗り心地・静粛性
  7. 安全性
  8. 価格・値引き

インテリア

インテリアの質感と使い勝手

シンプルなインテリアで、高級感はありません。ドアトリムやインパネの張り出しを少なくすることで、スペースを確保しています。

アルトターボRS_インパネ

画像の出典: suzuki.co.jp


本革巻きステアリングは細身なので、握りづらいとの声も。

アルトターボRS_ステアリング

画像の出典: car.watch.impress.co.jp


また、ステアリングが遠いため、理想的なドライビングポジションが取りにくいみたいです。ステアリングがテレスコ調整できれば万事解決するんですけどね……。

シートベルトの高さ調整が無いのは問題です。安全面を犠牲にしてのコストダウンはいただけません

シート

頭上空間はやはり狭めです。身長が180cmを越えるドライバーの場合、シートを倒し気味にしないと天井と頭の間にほとんど余裕が無いと思われます。

アルトターボRS_フロントシート

画像の出典: autoc-one.jp


ヘッドレスト一体型なので、リクライニングさせてもフラットにできません。

スポーツグレードであるにも関わらず、シートのホールド性が低いです。長時間ドライブで腰やお尻が痛くなりやすいという声がちらほら見受けられました。表皮の質もイマイチで、経年劣化による破れ等が懸念されています。

前席・後席ともにセンターアームレストはありません。価格的にターボRSにはつけて欲しかったところです。

後席は車体の後ろよりに設置されているので、前席との間に十分な足元空間を確保しています。

アルトターボRS_リアシート

画像の出典: autoc-one.jp


小物収納・ラゲッジスペース

小物収納は少なめです。

アルトターボRS_小物収納
上段:センターロアポケット、インパネセンタートレー、ドアポケット

下段:ショッピングフック、ドリンクホルダー、シートバックポケット

画像の出典: suzuki.co.jp


後席の広さと引き換えに、ラゲッジスペース容量が犠牲になっています。リアシートも分割可倒式ではありません

アルトターボRS_ラゲッジスペース

画像の出典: autoc-one.jp


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ナビ・電装系

タコメーターはメーター中央の方が見やすいとの指摘がありました。

アルトターボRS_メーター

画像の出典: car.watch.impress.co.jp


メーターが明るすぎる場合は、ライトを点灯した状態でメーターのツマミを押すと、明るさ調整できるモードに入れるようです。

ディスチャージヘッドランプは明るい上に、標準車とフロントマスクを差別化するアクセントになっています。

ラゲッジ専用のルームランプが無いので、夜は荷室が見えません。

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エクステリア

メガネっぽいフロントマスクは賛否両論ですし、サイドデカールもチープです。高評価なのはリアのデザインだけですね。

アルトターボRS_外観R

画像の出典: suzuki.co.jp


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エンジン・燃費

実燃費

実燃費は18~22km/Lと良好です。しかし100km/h以上で走行すると極端に燃費が悪化するようです。

パワー・トルク

ターボRSは胸のすくような加速感を味わえます。軽いのでそこらの普通車より加速が良いです。ブローオフバルブの音もちょっとしたアクセントになっています。ただしAGSの半クラが長すぎて、発進加速はモッサリ感があります。

AGSの問題点

AGSは慣れるまではシフトタイミングの違和感と変速ショックに悩まされます。特に1→2速の変速がギクシャクしがちだったようですが、2015年8月のAGSプログラムのリコールで大きく改善されたとの報告もあります。

変速するタイミングでアクセルを抜くと、AGSはスムーズに変速してくれます。パドルシフトを使えば、よりスムーズに変速できるはずです。ただしコーナーの多い所では、パドルがステアリングと一緒に回ってしまいます。

しかしAGSのクリープでのギクシャク感だけは、運転の仕方で改善しようがありません。AGSはCVTよりも実燃費が良いので、もう少し洗練されたら大きな強みになるのですが……。

アイドリングストップのフィーリング

アイドリングストップからの復帰は反応が遅く、しかも不快な振動が伝わってきます。Sエネチャージの搭載に期待しましょう。

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ハンドリング・取り回し

コーナリング・ブレーキング

サスペンションは柔らかめです。車高が高く腰高感があるため不安定に感じる部分もありますが、キビキビとした走りを楽しめます。

ただパワステが軽すぎる上にステアリングギア比もクイックなので、コーナーでフラつくことがあります。

ブレーキの初期タッチが悪いとの指摘がありました。

視界

前方視界は下方がやや見えづらく、後方視界は左横から後方にかけて死角が大きいようです。

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乗り心地・静粛性

突き上げ感・ボディのガタピシ感

ボディ剛性が高いので、路面からの入力が一発で収まります。そのため乗り心地は良好です。

静粛性

荒れた路面以外でのロードノイズは、それなりのレベルに抑えられています。とはいえスポーツグレードなので、エンジン音などのノイズは大きめです。それをスポーティーと捉えるかうるさいと捉えるかで、静粛性に関する評価は分かれるでしょう。

AGSが1速を引っ張りすぎるので、発進加速時のエンジン音がうるさいと感じる人が多いようです。AGS自体の作動音も結構聞こえてきます。

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安全性

◯=標準装備 △=メーカーオプション ☓=設定なし

名称 装備
横滑り防止装置
衝突被害軽減ブレーキ
クルーズコントロール
車線逸脱警報
レーンキープアシスト
アダプティブヘッドライト
ブラインドスポットアシスト
ヒルスタートアシスト
運転席・助手席エアバッグ
サイド&カーテンエアバッグ

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価格・値引き額

本体値引き平均 4.4万円

オプション値引き 6.8万円

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最後まで読んでいただきありがとうございました。スズキ車に興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

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