2016年 SUPER FORMULA 正式ドライバーラインナップ
参戦チームの体制が全て決定!
更新情報
トヨタの体制一覧に、インパルのスポンサーとドライバーラインナップを追加しました。(2016/03/08)
トヨタの体制一覧に、KONDO RACINGのドライバーラインナップを追加しました。(2016/03/04)
ホンダの体制一覧を追加しました。(2016/02/12)
トヨタ勢、ホンダ勢ともに、今季の体制が明らかになりました。しかしスポンサーが不明なチームが大半を占めるなど、シリーズの将来性が不安視される内容です。
トヨタ
# | スポンサー | チーム | ドライバー |
---|---|---|---|
1 | プロジェクトμ | セルモ・インギング | 石浦宏明 |
2 | 国本雄資 | ||
3 | TBA | KONDO | ジェームズ・ロシター |
4 | ウィリアム・ブラー | ||
7 | SUNOCO | チーム・ルマン | 小林可夢偉 |
8 | N.カーティケヤン | ||
18 | TBA | KCMG | 中山雄一 |
19 | 伊藤忠エネクス | インパル | J-P.デ・オリベイラ |
20 | 関口雄飛 | ||
36 | TBA | トムス | A.ロッテラー |
37 | 中嶋一貴 |
スポンサーが不明なチームが多いですね。インパルについていたレノボと、トムスについていたペトロナスの名前が消えています。トップチームですらスポンサーが見つからないのでしょうか……。
KONDO RACINGに至っては、2つのシートが空席のままです。おそらく持ち込みスポンサーが必要なのでしょう。
インパルの20号車のドライバーはロイック・デュバル選手になるとの情報があります。星野一義監督に絶賛されていた関口雄飛選手ですが、シート獲得は難しそうです。多分こちらも持ち込みスポンサーが必要なのだと思います。
ルマンの8号車は、平川亮選手に代わってN.カーティケヤン選手がステアリングを握ります。平川選手はEuropean Le Mans Series(ELMS)参戦するので、日程がかぶるスーパーフォーミュラを諦めたのかもしれません。
ホンダ
# | スポンサー | チーム | ドライバー |
---|---|---|---|
10 | TBA | リアル | 塚越広大 |
11 | 伊沢拓也 | ||
16 | MOTUL | 無限 | 山本尚貴 |
34 | TBA | ドラゴ・コルセ | 小暮卓史 |
40 | ドコモ | ダンディライアン | 野尻智紀 |
41 | ストフェル・バンドーン | ||
64 | TBA | ナカジマ | 中嶋大祐 |
65 | ベルトラン・バゲット |
トヨタ勢と同様、スポンサーが不明なチームが多いです。
スーパーフォーミュラはメーカーからの持ち出しで運営されているため、スポンサーが無くてもやっていけるチームばかりなのかもしれませんが、メーカーが撤退する可能性もあるわけですから、リスクヘッジとして複数の資金源を持つ必要があります。
現にブリヂストンは撤退してしまいました。浜島裕英氏の著書によれば、国内レースチームには有償でタイヤを販売しているものの、輸送経費くらいにしかならず赤字だったといいます。自動車メーカーがBSと同様の決断をしないとも限りません。
ラインナップには大きな変動はありませんでした。GP2王者のストフェル・バンドーン選手の参戦は、スーパーフォーミュラ全体にとっても良いことだと思います。