GRスーパースポーツコンセプト TS050を市販スポーツカーに!?
トヨタがGRスーパースポーツコンセプトのテストカーを公開しました。
WEC(世界耐久選手権)に参戦中のマシン「TS050」とほぼ同じパーツで構成された、次世代スーパースポーツのコンセプトカーです。
今回はGRスーパースポーツコンセプトの概要についてお伝えします。
GRスーパースポーツコンセプトの概要
エクステリア
ル・マン・プロトタイプ(LMP)のようなスタイリングをしています。
ただしリアウィングの高さに関しては、こちらの方がかなり低いです。
現役のレーシングカーからスポーツカーを作るというコンセプトらしいのですが、GRスーパースポーツコンセプトにはヘッドライト等の装備はありません。
市販車らしい装備といえば、ノーズ先端のトヨタマークくらいですね。
ゆえにテストカーという位置付けなのでしょうか。
ホイールサイズは18インチですが、タイヤは330という幅広なものを履いています。
「市販車のコンセプトカー」というよりも、「レーシングカーが市販車に近づいていくファーストステップ」といった感じの車なのでしょう。
パワートレイン
2.4リッターV型6気筒ツインターボと、トヨタのレース用ハイブリッドシステムであるTHS-Rによるシステム総出力は、なんと1000psです。
高効率のハイブリッドを希薄燃焼エンジンと組み合わせることで、ハイパワーと環境性能を両立することに成功しています。
これら絵空事ではなくて、ル・マン24時間レースで実績のある「現実に存在する」パワートレインですから、市販化も可能かもしれませんね。
レーシングカーの技術をそのまま市販車に持ち込んだ車としては、メルセデスAMG プロジェクト・ワンがすでに存在します。
GRスーパースポーツコンセプトのパワートレインは、ル・マン24時間レースで実績のあるものですから、実際に市販化できるかもしれません。
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