BMW 2シリーズグランクーペ(F44)M235iは306馬力!
BMWが新型2シリーズグランクーペを公開しました。
新型2シリーズグランクーペは、新型1シリーズと同様にFF化されます。
前輪駆動でも走りが楽しい車を作れることを、BMWはMINIクーパーで既に証明していますし、後輪駆動車よりも室内を広くできるという利点がありますから、コンパクトな2シリーズグランクーペにとって、FF化はむしろ福音といえるかもしれません。
このページでは2シリーズグランクーペのスパイショットや予想スペックなど、最新情報を随時更新しています。
更新情報
発表された公式画像を追加し、スペック等の記述を修正しました。また、スパイショットとティザー画像は削除しました。(2019/10/16)
ティザー画像を追加しました。(2019/10/15)
スパイショットを最新のものに差し替え、発売日の情報を更新しました。(2019/07/18)
スパイショットを最新のものに差し替え、動画を追加した他、ページ内の記述に最新の情報を反映しました。(2019/03/16)
2シリーズグランクーペの概要
エクステリア
ボディサイズ
全長4,526 mm、全幅1,800mm、全高1,420mm、ホイールベース2,670mmとなっています。
FFベースだからか、やはり全高は高めですね。
動画
インテリア
新型1シリーズに準じたデザインです。
ラゲッジスペース容量は430リッターとなっています。
シャシー
BMWグループの前輪駆動プラットフォームが採用されました。
前輪駆動であっても俊敏なハンドリングを実現しているとBMWは主張しています。
また、2シリーズグランクーペには、ARB(ニア-アクチュエーター・ホイールスリップ制限)という技術がi3sから移転されました。
ARBはDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)のユニットではなく、ECU(エンジンコントロールユニット)で制御を行うことにより、長い信号経路を経ることなく、直接的にホイールスリップを制御する技術です。
情報の伝達速度は3倍も速く、ドライバーの体感では10倍も速くホイールスリップ制御されていると感じられると言います。
ARBがDSCと密接に連携してホイールスリップを制御することで、FF車特有のアンダーステアを大幅に低減するだけでなく、滑りやすい路面でのトラクションも向上します。
操舵時の摩擦を減らすことでステアリングフィールも向上するようです。
また、コーナリング時にイン側のタイヤにブレーキをかけることで初期のアンダーステアを低減する「BMWパフォーマンスコントロール」も装備されています。
パワートレイン
グレード | 排気量(L) | 燃料 | 出力(ps) | トルク(Nm) |
---|---|---|---|---|
218i | 1.5 | ガソリン | 140 | 220 |
228i xDrive | 2.0 | 231 | 350 | |
M235i xDrive | 306 | 450 | ||
220d | ディーゼル | 190 | 400 |
トランスミッションは218iが6速マニュアルか7速ステップトロニックDCT、その他グレードは8速ステップトロニックです。
228i xDriveは、米国市場のみで販売されるようです。
最速モデルであるM235i xDriveのパフォーマンスは、0-100km/hが4.9秒(Mパフォーマンスパッケージ装着車は4.8秒)、最高速が250km/hとなっています。
価格・発売日
ドイツ本国での価格は31,950ユーロ(218i)からとなっています。
最も高価なM235i xDriveは、51,900ユーロです。
記事執筆時点のレートで日本円に単純換算すると、2シリーズグランクーペの価格帯は約382.8~621.8万円となります。
生産は2020年1月から開始されるそうです。
米国では2020年3月からデリバリーが開始されるということですから、日本導入もそのくらいの時期になるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。