デイリーF1ニュース(2018年2月6日) トロロッソ「信頼性の確保が重要」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- トロロッソ「信頼性の確保が重要」
- メルセデス、トミー・ヒルフィガーと契約
- グリッド「ガール」の替わりは「キッズ」
それではご覧ください。
トロロッソ「信頼性の確保が重要」
トロロッソのテクニカルディレクターであるジェームズ・キーは、オフシーズンテストでの走行距離が、その後のパフォーマンスに大きな差をもたらすと考えています。
「2016年に2015年仕様のフェラーリエンジンを走らせたが、非常によく実証されたエンジンだった」とキー。「1シーズン使用されたことで、すべての問題が解決されたエンジンは、結果として非常に信頼性の高いユニットだった」
「そのため冬のテストで何周も走行できたんだ。それはチームにとってもドライバーにとっても非常に有用だった。だから(パワーユニットの信頼性は)違いをもたらす」
「われわれはそれとは異なる経験もした! (ルノーエンジンを搭載した)昨年のマイレージは半分だったと思う。2014年にはテストでわずかしか走行できなかった。それらは(ルノーの)パワーユニット関連だったので、大問題だったよ」
「われわれがどの辺りに位置しているのか見てみよう。ホンダにとっても大変重要なことだから、その点で上手く行けばいいと思う」
「一定の初期トラブルはありかもしれないが、それはテスト特有のものだ。どうなるかはわからないが、(信頼性の確保は)トロロッソとホンダ両方の目標だよ」
ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの両ドライバーは、昨シーズン途中からF1に参戦しているとはいえ、ルノーエンジンのトラブルが頻発したために、あまり走れていません。
2人のドライバーに経験を積ませるためにも、テストに投入されるホンダエンジンの信頼性が重要になります。
Source: Honda reliability crucial for Toro Rosso pre-season | racer.com
メルセデスがトミー・ヒルフィガーと契約
メルセデスAMG F1チームは、公式アパレルパートナーとしてトミー・ヒルフィガーと新たに契約を結んだようです。
「われわれはF1に戻ってきたトミー・ヒルフィガーを、メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツに歓迎する」と喜びを見せるのは、シルバーアローを率いるトト・ヴォルフです。
「新しいパートナーシップを始めることは、常にエキサイティングだ。特にチームのイメージの重要な部分に関わるようなものだとね」
「今シーズンからわれわれの見られ方にどのような変化がもたらされるのか、そしてわれわれのブランドが活性化するであろうということに、私はポジティブだ」
「トミー・ヒルフィガーが今シーズンどのようにチームを着飾り、F1ファンに彼らのエキサイティングな計画を見せてくれるのか、われわれはそれを見るのを楽しみにしている」
メルセデスにはヒューゴ・ボスがアパレルパートナーとして付いていたのですが、彼らはフォーミュラEに鞍替えするために2017年限りでF1から撤退してしまいました。
抜けたスポンサーの穴がすぐに埋まるのは、チャンピオンチームの貫禄ですかね。
Source : Mercedes partners with Tommy Hilfiger | pitpass.com
グリッド「ガール」の替わりは「キッズ」
ガールはダメでもキッズならOKなのだそうです。
FIAはグリッドガールを廃止し、グリッドキッズを導入すると正式に発表しました。
子供たちはくじ引きなどで選ばれるそうですが、基本的にはモータースポーツに関わっている(例えばカートレースなど)子供から選ばれるようです。
また、選ばれた子供の家族も、日曜日をパドックで過ごすことができるそうで、一家揃ってレースを楽しめるアクティビティになるとFIAは話しています。
サッカーでは選手が子供と手をつないでピッチに入場しますし、こういったやり方は一般的なものだと言えるでしょう。
しかし「キッズ」なら良くて「ガール」だとダメというのはおかしいですよね。
結局プラカードを持つ役割であることに変わりはないわけですから。
フェミニスト団体は何をもって「ステレオタイプな女性像を押し付けている」と見なしたのか、判断基準を明確にするべきでしょう。
せっかくの仕事を失った女性たちが大勢いるわけですから。
Source : Grid Kids to replace grid girls | pitpass.com
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