デイリーF1ニュース(2018年2月7日) 今季はメルセデスがフェラーリの「記録」に並ぶ?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- 今季はメルセデスがフェラーリの「記録」に並ぶ?
- ウェーバー「リカルドはフェルスタッペンを倒すべき」
- ウェーレイン、DTMに復帰
それではご覧ください。
今季はメルセデスがフェラーリの「記録」に並ぶ?
2000年から2004年までは、ミハエル・シューマッハーを擁するフェラーリの天下でした。
彼らがあまりにも勝ちすぎるため、「レースを見なくても結果がわかる」と批判されていたほどです。
しかしドライバーズとコンストラクターズの両タイトルを5年連続で獲得したのは、後にも先にもそのときのフェラーリだけです。
一方、2014年からのメルセデスも連戦連勝を重ね、昨年まで4年連続でダブルタイトルを獲得してきました。
今年も同様の事態となれば、メルセデスがフェラーリに肩を並べることになります。
昨年の前半戦では、フェラーリがメルセデスを凌駕するシーンがたびたびありました。
今シーズンは「記録に挑戦する」メルセデスを、その「記録の保持者」であるフェラーリが止められるかどうかに注目です。
Source: Can Mercedes match Ferrari’s record of dominance? 2018’s stats to watch | f1fanatic.com
ウェーバー「リカルドはフェルスタッペンを倒すべき」
2018年末でレッドブルとの契約が切れるダニエル・リカルドですが、同郷の元F1ドライバーであるマーク・ウェーバーは、兎にも角にもマックス・フェルスタッペンを倒すことに集中すべきだと考えているようです。
「彼にできる最善のことは、マックスを倒すことだと思う」とウェーバー。「そのことを彼も知っている。彼はそのために全力を尽くすだろう」
「彼は挑戦を希望していて、5-6ヶ月間は激しくぶつかるつもりだ。オプション(選択肢)はそれからだろう」
かつてウェーバーは、レッドブルでセバスチャン・ベッテルとチームメイトだったときに、チーム側がベッテルを優遇したために辛い思いをしたことがありました。
フェルスタッペンとガチンコで競争を始めたら、リカルドも同様の状況になりはしないでしょうか?
「私はヘルムート・マルコが、世界チャンピオンのダニエルを見て失望するとは思えない」とウェーバーと太鼓判を押します。
「もし彼がマックスを打ち負かしてレッドブルが再び翼を得るなら、なぜ彼がチームを離れなければならない?」
「結局、ダン(ダニエル・リカルドのこと)は車がどんな色かなんてことを気にしないだろう。彼は勝ちたいだけだ。彼にはその能力があるが、彼はその機会を得ることができるポジションに自分自身を置かなければならない」
リカルドは今年29歳になりますし、時間的にはあまり猶予がありません。
本来、彼のライバルは遥かに年下のフェルスタッペンではなく、ベッテルやルイス・ハミルトンなのだと思います。
よってフェルスタッペンを打ち負かしたとしても、彼の評価が高まるとは思えません。
勝てる、勝てないを問われているのではなく、チャンピオンになれるかどうかを問われているのではないでしょうか。
Source : Webber: Ricciardo must focus on Verstappen | pitpass.com
ウェーレイン、DTMに復帰
昨年はザウバーの全ポイントを稼ぎ出したにもかかわらず、チームから放出されてしまったパスカル・ウェーレインが、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に復帰することになりました。
しかしフルタイムでの復帰というわけではなく、フォーミュラEに参戦するマロ・エンゲルの代役として、スポット参戦する予定です。
ウェーレインはテストドライバーとしてF1にも関わり続ける予定ですが、メルセデスの若手にはジョージ・ラッセルという逸材がいて、ラッセルは今季F2にステップアップしましたから、早ければ来年にもF1に上がってくるかもしれません。
ウェーレインのF1復帰は、日を追うごとに厳しさを増す一方です。
Source : Wehrlein set to make DTM return in 2018 | en.f1i.com
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