デイリーF1ニュース(2018年3月17日) ボッタス「メルセデスの1発の速さはまだわからない」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ボッタス「メルセデスの1発の速さはまだわからない」
- ロウ「ウィリアムズは最高のドライバーを選んだ」
- マクラーレン、Haloのおかげでスポンサー獲得
それではご覧ください。
ボッタス「メルセデスの1発の速さはまだわからない」
プレシーズンテストでは圧倒的な信頼性を見せつけたメルセデスですが、1周当たりのスピードに関しては、まだ確信が持てていないようです。
「私たちとしては、1周の純粋なペースは少しわからないと言わざるを得ない」と語るのは、メルセデスのドライバーであるバルテリ・ボッタスです。
「他チームの速いタイムをいくつか見たが、私たちのそれが明らかになるのは数週間後だと思う」
とはいえロングランのペースには、ボッタスも自信を見せています。
「ロングランやレースシミュレーションに関してはポジティブだったと思う」
「他よりも1秒も前にいるとは思わない。そういうことではないが、ポジティブだった。レースシミュレーションが上手くいったのも良かった」
メルセデスのボスであるトト・ヴォルフによると、テストでハイパーソフトタイヤを使用しなかったのは、タイヤが機能するのが実質的に1ラップだけだったためだと主張しています。
セットアップを進める上では役に立たないので、ハイパーソフトは使わなかったのだそうです。
ハイパーソフトばかり使っていたマクラーレンの意見も聞いてみたいですね。
Source: Bottas still in the dark with Mercedes one-lap pace | en.f1i.com
ロウ「ウィリアムズは最高のドライバーを選んだ」
テストで常にタイムシートの最下段に位置していたウィリアムズは、ザウバーとコンストラクターズ最下位を争うのではないかと懸念されています。
FW41の競争力が不足しているのは明らかですし、2人のドライバーは実質的にペイドライバーだからです。
しかしウィリアムズの最高技術責任者であるパディ・ロウは、批判に対し真っ向から反論しています。
「われわれは自信を持って、われわれの車を運転可能なドライバーの中でベリーベストを選んだと言うことができる」とロウは胸を張ります。
「われわれはファンタジースポーツを遊ぶように、どこからでも(ドライバーを)選べるわけではない。しかし、われわれはかなり広い範囲の候補者からベリーベストなドライバーを選ぶことができた。なぜならわれわれが(残された)最後のシートだったため、どことも競合していなかったからだ」
ロウはFW41を「自分の作品ではなく、エンジニアリングチーム内における素晴らしいコラボレーションの結果」だと語っています。
そしてウィリアムズの問題点は「成果を生み出すために、集団が一緒に働く仕組み」にあるのだそうです。
現状ではコラボレーションが上手く行っていないように見えるのですが、シーズン中に競争力を取り戻せるのでしょうか。
Source: Williams exclusive: “We’re not in a position to play fantasy F1 driver” | racefans.net
マクラーレン、Haloのおかげでスポンサー獲得
マクラーレンが、今季から装着を義務づけられたHaloのおかげで、新スポンサーの獲得に成功しました。
マクラーレンの新スポンサーになったのはGandys(ガンディーズ)というアパレルブランドです。
GandysのロゴはHaloの中央部分に貼られることになります。
Gandysはビーチサンダルで有名なブランドであるGandysは、Haloの形状がサンダルの鼻緒に似ていることに着目。
その結果、提携に至ったのだそうです。
マクラーレンとのコラボレーションモデルとなるビーチサンダルの利益は、その全額が恵まれない子どもたちを支援する基金に寄付されるのだとか。
Halo同様に人の命を救うビーチサンダルになりそうですね。
Source : McLaren to feature flip-flop sponsor on Halo | pitpass.com
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