ホンダ スモールRSコンセプト シティ・ターボⅡの再来!?

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ホンダがインドネシア国際モーターショーにおいて、スモールRSコンセプトというコンセプトカーを発表しました。
ブルドッグと呼ばれた、かつてのシティ・ターボⅡを彷彿とさせる車です。

ホンダ シティ・ターボⅡ (By Riley [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons)

今回はスモールRSコンセプトの概要についてお伝えします。


スモールRSコンセプトの概要

エクステリア

ホンダ スモールRSコンセプト(画像の出典: autonetmagz.com)
シビックタイプRのようなバンパースポイラーを装着している。
Aピラーはかなり寝ているが、ルーフの高さ自体は高い。
ウエストライン(サイドウィンドウ下端)が急激にキックアップしている。
大型のリアスポイラーが目を引く。
ホイールは18インチくらいか。タイヤはポテンザを履く。
マフラーフィニッシャーは、リアディフューザーと一体化している。

スモールRSコンセプトの顔つきは、新興国向けに作られているモビリオそのものです。
フェイスリフトされたマイナーチェンジ後のモデルが使われているようですね。

モビリオRS(M/C後モデル)

そのモビリオにも「モビリオRS」というモデルがあるのですが、顔つきとフェニックス・オレンジのボディカラー以外は、全く似ていません。
スモールRSコンセプトのボディサイズはモビリオよりもコンパクトですし、フロントバンパー、リアバンパー、ホイール、ミラーなど各部のデザインは、全く異なるものです。

autonetmagz.comは、スモールRSコンセプトのベース車両が、次期ブリオなのではないかと推測しています。

ホンダ・ブリオ(By Kaustubh.tawde [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

ブリオもやはり新興国向けの車で、フィットよりも一回りコンパクトな5ドアハッチバックです。
そして現行型のブリオにもRSモデルが存在するので、おそらくautonetmagz.comの予想の通りだと思います。

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パワートレイン

エンジンやトランスミッションに関しては、ホンダからの発表はありませんでした。
ちなみに現行型のブリオには、1.2リッターまたは1.3リッターの直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンが搭載されていますが、最高出力はそれぞれ88ps、100psと控えめです。

現在のホンダには、新開発された1.0リッター・直列3気筒ガソリンターボがあります。
欧州仕様のFKシビックなどに搭載されているエンジンですが、129ps・201Nmというスペックなので、スモールRSコンセプトのような小型車に搭載したら、かなりおもしろい車になるでしょう。
見た目だけではなく、中身も「ブルドッグ」の再来となることを期待したいものです。

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