デイリーF1ニュース(2018年5月11日) マクラーレンMCL33の新しいノーズ
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- マクラーレンMCL33の新しいノーズ
- フェラーリがHaloにマウントするミラーをテスト
- マイアミ市がF1開催にゴーサイン
それではご覧ください。
マクラーレンMCL33の新しいノーズ
マクラーレンの新型ノーズが明らかになりました。
新しいノーズは、先端に並ぶ3つの通気孔と、フロントサスペンションまで伸びるスリットのような垂直フィン、そしてノーズ側面にあるヒレのような水平翼が特徴です。
フロントのオンボードカメラハウジングは、垂直フィンを避けるように外側にマウントされています。
垂直フィンの分を除くと、ノーズの幅自体もメルセデスのように細身になっているようです。
マクラーレンは最高速の伸びを欠いているため、マシンのドラッグが大きいのではないかと言われています。
新型ノーズで弱点を克服できるのでしょうか。
Source :McLaren reveals radical new nose for MCL33 | racefans.net
フェラーリがHaloにマウントするミラーをテスト
かねてからの噂のとおり、フェラーリはHaloにミラーをマウントしてきました。
リアウイングが低くなってからというもの、古典的な取り付け位置にあるミラーでは、後方の視界が確保できないという問題があったのですが、Haloにマウントすることで視界を幾分改善できるようです。
ミラー装着位置の変更は、空力面を改善するチャンスでもあります。
フェラーリはミラーの上にウイングレットを装着してきました。
これにより、リアウイングとインテークへの気流が改善されると期待されています。
ミラー周りの空力が多少良くなったとしても、タイムの向上は小幅にとどまるでしょう。
しかしその僅かな差の積み重ねが競争力の差になるわけですから、フェラーリ以外のチームも、いずれHaloにミラーをマウントしてくるはずです。
Source: Ferrari to trial halo-mounted wing mirrors in Spain | en.f1i.com
マイアミ市がF1開催にゴーサイン
ダウンタウンにストリートコースを設置してF1を誘致しようとしているアメリカ・フロリダ州のマイアミ市が、F1開催に向けて正式に動き始めました。
マイアミ市とマイアミ・デイド郡の経済開発および観光委員会において投票が行われ、全会一致で予備的な承認を得たそうです。
コースの候補地としては、NBAチーム「マイアミ・ヒート」の本拠地であるアメリカン・エアラインズ・アリーナ周辺を含む、約4.18kmの海岸沿いの道路が有力です。
しかしレイアウトを見るかぎり、オーバーテイクポイントは1ヶ所しかありません。
そのためルイス・ハミルトンは難色を示しています。
とはいえストリートコースなんて何処でやってもこんな感じのレイアウトになりますから、諦めるしかないでしょう。
街中の道路は基本的に碁盤の目のように整備されているため、低速の直角コーナーばかりになってしまうのは仕方がないのです。
Source: City officials give Miami F1 race the green light | pitpass.com
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