デイリーF1ニュース(2018年5月21日)グロージャン「厳しい運命」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- グロージャン「厳しい運命」
- ブラウン「モナコではフェラーリに期待」
- ウェバー「マッサの参戦はFEとっても良いこと」
それではご覧ください。
グロージャン「厳しい運命」
ハースのロマン・グロージャンは、今シーズンいまだノーポイントです。
ハース・VF-18の戦闘力は中団グループのトップを狙えるほどであるにも関わらず、自らのミスやトラブルで、みすみすポイントを逃しています。
「最近は厳しいシリーズだった。厳しい運勢だ」とグロージャンはため息混じりです。「レースが最初のラップで終わったのは明らかに残念だが、時にはそういうことも起こる」
「ケビン(マグヌッセン)は良いレースをしており、ペースがあるということは本当に良かった。最も重要なことは、ケビンが速かったということなんだ」
「その後テストしたところ、いい感じだった」
スペインGPではニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーを巻き込むインシデントの原因を作ったとして、次戦モナコでの3グリッド降格が決定しているグロージャン。
「ペナルティを受けるには最悪のレースの1つ」だとグロージャンは嘆いています。
デビュー当時のグロージャンは、無茶苦茶なスピードでコーナーに突っ込んではクラッシュしていたために「ミサイル」とか呼ばれていましたが、近年は落ち着いたドライビングで、ハースのエースとして活躍していました。
ところが今年は、やらかし癖が再発しています。
マグヌッセンのスピードがプレッシャーになっているのかもしれませんね。
Source: Grosjean: 'A tough series recently, with tough luck’ | en.f1i.com
ブラウン「モナコではフェラーリに期待」
かつてはミハエル・シューマッハーとともにフェラーリの黄金時代を作り上げ、現在はF1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、モナコGPにおける跳ね馬の復活を予言しています。
「メルセデスは今シーズン初めて、(スペインGPの)週末の初めから終わりまで支配的な力だった」とブラウン。
「バルセロナは(メルセデスにとって)今年2度目の勝利だったが、バクーよりもはるかに優れたパフォーマンスを示していた」
「ハミルトンとボッタスは、われわれがメルボルンの予選で見たこと、つまり彼らの車のポテンシャルを見せてくれた。ハミルトンは、特に(スペインGPの)レースではアンタッチャブルだった」
「最初の4つのレースでは、イタリアのチーム(フェラーリのこと)はいつもポールポジションを取って、4つのうちの3つで勝利した。そのことはフェラーリ・SF71Hが最高の車だったことを示唆している」
「次のモナコGPでは、フェラーリが優勝できるだけのペースを取り戻し、勝利することが期待される」
昨年のモナコGPは、フェラーリの1-2フィニッシュでした。
今年もその再現となるでしょうか。
Source: Ross Brawn sees Ferrari 'back on the pace’ in Monaco | en.f1i.com
ウェバー「マッサの参戦はFEとっても良いこと」
フォーミュラE参戦を発表したフェリペ・マッサについて、元F1ドライバーのマーク・ウェバーが語っています。
「マッサの参戦は、フォーミュラEにとっても良いことだ」とウェバー。
「彼は明らかにトップで戦えるドライバーだし、F1でのキャリアは素晴らしかった。彼がフォーミュラEでレースをするチャンスを得たのはパーフェクトだよ。彼は本当のレーサーなんだ」
「彼はハードにレースするだろうし、彼が(フォーミュラE)を助けてくれる素晴らしい機会でもあるだろう」
「フォーミュラEに既にいるドライバーがクオリティを高めるために、より多くのドライバーがそうなることができれば、それはすばらしいことになるだろうね」
べた褒めですが、ウェバーってこういうこと言う人でしたっけ?
Source: Drivers of Felipe Massa’s calibre will help Formula E – Mark Webber | motorsportweek.com
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