デイリーF1ニュース(2018年5月28日)若手ドライバーがモナコGPで大活躍!
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本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- モナコGP 決勝結果
- 若手ドライバーがモナコGPで大活躍!
- F1パドックはフェルスタッペンに辛辣
それではご覧ください。
モナコGP 決勝結果
レッドブルのダニエル・リカルドが、ポール・トゥ・ウィンでモナコGPを制覇しました。
ポール・ポジションを奪いながらも、ピットでのミスにより勝てなかった2年前の雪辱を、見事に果たしました。
とはいえリカルドはMGU-Kにトラブルを抱えており、パワーの25%を失いながらの走行を強いられていました。
しかもそのせいでリアブレーキが過熱し、対策として前よりのブレーキバランスで走らざるを得ず、しかも8つのギアの内2つを失うという状態だったのです。
まさに薄氷の勝利でした。
若手ドライバーがモナコGPで大活躍!
今年のモナコGPでは、若手ドライバーが好結果を残しました。
「今日はファンタスティックなリザルトだった」と語るのは、6位入賞を果たしたエステバン・オコンです。「本当にハッピーだし、素晴らしく楽しかったよ」
「ペースは印象的だったし、チームは戦略の面で素晴らしい仕事をしてくれた。タイヤへの理解も大きく前進し、レース中には僕らが最速だった時間帯もあった」
「最後の数周は、1秒以上も速いラップでボッタスやライコネンを捉えて、ついには彼らの直後に迫った」
「このような結果を出せて素晴らしい気分だし、上手くいかないレースが続いた後にまとまったポイントが取れたのは良かった。このような週末をもっと多くできればと思っている」
7位には、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが入りました。
ハイパーソフトタイヤでスタートしたにもかかわらず、37周目までピットインを遅らせたことが、結果的に功を奏したようです。
「最初からタイヤに気を遣っていた」とガスリー。「単独走行になったときには全開でプッシュした。車のフィーリングがすごく良かったんだ」
「ピットインした後に他車の前に出られるように、僕たちはマネジメントした。そのあとは背後のヒュルケンベルグを抑えるためにハードに戦ったよ。モナコでは追い抜きが難しいと僕たちは知っていたからね」
「(終盤は)タイヤが終わっていたので、ミスしないよう心がけた。簡単なことではなかったけど、まとめきって7位でフィニッシュできたよ。スーパーハッピーだね!」
スピードとタイヤマネジメントの上手さに加えて安定感もある彼らの走りは、本当に素晴らしかったですね。
これからのF1を背負っていくのは彼らなんだろうなと感じさせるレースぶりでした。
Source 1: Best of the rest Ocon hails 'fantastic’ sixth-place result | en.f1i.com
Source 2: Maiden Monaco run yields a points finish for 'super happy’ Gasly | en.f1i.com
F1パドックはフェルスタッペンに辛辣
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、間違いなくグランプリ界随一の速さを持つドライバーです。
しかし、ミスが多すぎます。
「(モナコGPにおいて)彼はダニエル・リカルドよりも速かったが、気を抜いた瞬間にクラッシュした」と語るのは、2016年のワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグです。
「彼は2016年にも同様のクラッシュを経験している。私はマックスがあまりにも自信過剰なのではないかと疑っている。リスクを取りすぎだ」
「彼はまったく学んでいない。彼は今年すでに5回クラッシュしているが、彼はもうF1で4年目だ。経験不足とは言えない」
「それはマックスにとって暗い瞬間だ。現時点では彼にとって全てが間違っているが、私はもう彼にさほど期待していない」
メルセデスのノン・エグゼクティブ・チェアマンであるニキ・ラウダは、もっと辛辣です。
「解決策は何かって? 脳みそを交換すればいいさ」とラウダ。「何回同じことをしたいのか」
「まず、(ヘルムート)マルコ博士は、外部に向かって彼(フェルスタッペン)を擁護しながら、このクラッシュは不可能だと彼に告げなければならない」
「それはバランスを取るのが難しい行為であり、それが容易ではないことを私は知っている」
フェルスタッペンはまだ20歳ですが、F1でのキャリアは十分です。
Source: F1 insiders pile on their criticism of Max Verstappen | en.f1i.com
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