ホンダ・ヴェゼルに1.5リッターVTECターボモデルが追加される
ホンダ・HR-V(日本名ヴェゼル)に、1.5リッター・VTECターボモデルが追加されます。
このターボモデルは「HR-V Sport」という名前で、182psのターボエンジンと、特別な外観を与えられています。
今回はHR-V Sportについての最新情報をご覧ください。
更新情報
HR-V Sportの項目を追加しました。(2018/11/30)
欧州仕様(HR-V)のマイナーチェンジ内容
10月から欧州仕様に施されるマイナーチェンジの内容は、今年2月に日本仕様が受けたマイナーチェンジとほぼ同じものです。
ボディカラーの追加や、LEDヘッドライトの意匠変更、ガソリン車のi-VTECエンジンの燃費向上などが、主な変更点となっています。
ただし欧州仕様には、アクティブ・ノイズ・キャンセレーション(ANC)も追加されるようです。
ANCは室内にある2つのマイクを通じてノイズを監視し、スピーカーから正確にタイミングを合わせた「逆相」のオーディオ信号を発することにより、室内の低周波ノイズを低減します。
ターボとディーゼルモデルの追加
さらに欧州仕様には、スポーティーな1.5リッター・VTEC TURBOエンジンと、経済性に優れた1.6リッター・i-DTECディーゼルエンジンが追加されます。
こちらはマイナーチェンジから少し遅れて、欧州での販売は2019年4月からです。
どちらのエンジンも、現在の10代目シビックにラインナップされているものと同じです。
すなわち1.5リッター・VTEC TURBOにはL15C型エンジンが、1.6リッター・i-DTECにはN16Aが搭載されます。
ディーゼルのN16Aは120ps・300Nmですが、日本には導入されないでしょう。
HR-V Sport
1.5リッター・VTECターボ搭載モデルには、新たに「HR-V Sport」という名前が与えられました。
最高出力は182ps、最大トルクは240Nmですが、CVTモデルは220Nmにデチューンされています。
サブコンパクトクラスのSUVで、これほどパワフルな車はほとんどありません。
VW T-Rocに190psモデルがあるくらいで、後は軒並み140~150psにとどまっています。
「サブコンパクトクラスのSUVでスポーティなドライビング体験を求めている顧客向け」だとホンダはコメントしているので、走りにはかなり期待できるはずですが、ヴェゼルの初期型のように硬すぎる足回りだけは勘弁してほしいものです。
内装は黒と赤で統一されており、ヘッドライニングも黒になっています。
シートはよりサポート性の高いものに変更されているようです。
HR-V Sportは、12月から生産が開始されます。
デリバリーは2019年初頭からです。
問題は日本仕様のヴェゼルにいつVTECターボが追加されるかですが、ここ最近のホンダは2月にヴェゼルの一部改良モデルを発表することが多いので、動きがあるとすれば年明けになると思います。
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