デイリーF1ニュース(2018年11月25日)フェルスタッペン、アロンソと対等な勝負ができなかったことを嘆く

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。

  • フェルスタッペン、アロンソと対等な勝負ができなかったことを嘆く
  • ベッテル、スーパーソフトでのスタートに満足
  • フェルスタッペン「ハイパーソフトスタートも悪くないかも」

それではご覧ください。


フェルスタッペン、アロンソと対等な勝負ができなかったことを嘆く

マックス・フェルスタッペンがF1デビューを果たしたのは2015年です。
フェルナンド・アロンソは、同年マクラーレン・ホンダに移籍しています。

フェルスタッペンは翌年途中からレッドブルに昇格しましたが、マクラーレン・ホンダのパフォーマンスは低調なままで、アロンソと優勝争いするようなことは起こりませんでした。
マクラーレンがパワーユニットをルノーにスイッチしてからも、その構図は変わっていません。

「ちょっと残念だけど、決して彼に対抗してレースすることは無かった」とフェルスタッペンは残念がります。

「もちろん彼(アロンソ)はF1に居たのだけれど、本当の意味で彼と戦ったことはない。彼らの抱えていた問題のせいで、彼はいつも後方に居たからね」

「それは僕が後悔していることの一つだ。僕はセブ(ベッテル)に対抗してレースしたことがあるし、ルイス(ハミルトン)とも既に戦った。それらは素晴らしかったけど、フェルナンドとはまだない。F1をテレビで見ていた頃、彼はいつもセブやルイスと、僕と同様に本当の戦いをしていた」

「もちろん、彼と一緒にレースするのは良いことだけど、僕は直接的に戦ったことはない。それが残念だよ」

ミナルディ(現トロロッソ)からデビューしたアロンソが、翌年ワークス・ルノーに移籍し、ミハエル・シューマッハと熾烈なバトルを繰り広げて王座を奪取したことは有名ですが、フェルスタッペンとアロンソの間には、そのような物語はありませんでした。
フェルスタッペンとアロンソは年齢が16歳も離れているので、そのことも原因の一つかもしれません。

Verstappen regrets not having chance to race Alonso – racefans.net

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ベッテル、スーパーソフトでのスタートに満足

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、メルセデス勢の後ろとなる3番手でアブダビGP予選を終えたものの、その出来には満足しているようです。

「昨日全て試してみた結果、ハイパーソフトは長くもたないことが明らかになった」とベッテル。「それはレースタイヤではなく、レースをスタートしたいタイヤでもないと確信していた。他の人も明らかに同じ意見を持っていた」

ベッテルはハイパーソフトでスタートすることを避けるために、予選Q2においてウルトラソフトで2回のアタックを敢行し、見事突破しました。

「2回目のアタックでは、ラップタイムがいくらか良くなるとわかっていたんだ。最初のラップでは少し渋滞にはまってしまったけど、タイトなことはわかっていた。でも僕は何としてもそのタイヤでスタートしたかったんだ。そのリスクを取ったことには満足しているよ」

とはいえメルセデス勢もウルトラソフトでスタートするので、タイヤ戦略で優位に立てるかは、ベッテルのタイヤマネジメントにかかっています。

Source: Vettel relieved to avoid starting on hyper-softs – racefans.net

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フェルスタッペン「ハイパーソフトスタートも悪くないかも」

アブダビGPの予選トップ6で、唯一ハイパーソフトスタートとなるのがマックス・フェルスタッペンです。
ウルトラソフトでは十分なタイムを出せず、やむなくハイパーソフトでQ2を突破した彼ですが、果たして勝算はあるのでしょうか?

「今のところはネガティブなことだと思っていない」とフェルスタッペン。「なぜなら彼ら(ウルトラソフトスタート組)は、僕がアンダーカットすることを心配しているだろうからね」

「それに少なくとも僕たちには2つの異なるタイヤを履いた2台のマシン(ダニエル・リカルドはウルトラソフトスタート)があるから、違った動きを取ることができる」

しかもレッドブルのマシンならば、ハイパーソフトを長持ちさせることが可能かもしれないとフェルスタッペンは言います。

「ロングランでもハイパーソフトは全く問題なかった。明日(決勝レース)何が起こるかは様子を見なければならないけど、これまでのところ大した問題はない」

しかしヤス・マリーナ・サーキットはオーバーテイクが極めて難しいので、ブラジルのようにはいかないでしょう。
6番グリッドからのスタートで、どれだけ順位を上げられるかが鍵となります。

Source: Verstappen: Starting on hyper-softs not “negative” – racefans.net

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