デイリーF1ニュース(2018年11月22日)クビサがウィリアムズのレースドライバーに昇格決定
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- クビサがウィリアムズのレースドライバーに昇格決定
- アロンソ、F1引退レースはスペシャルカラーで走行
- アロンソのF1復帰はあり得る!?
それではご覧ください。
クビサがウィリアムズのレースドライバーに昇格決定
今年ウィリアムズでリザーブドライバーを務めてきたロバート・クビサが、来季はレギュラーに昇格することになりました。
これによりセルゲイ・シロトキンはシートを失うことになります。
クビサは母国ポーランドの石油会社であるPKM Orlenから、1,000万ユーロ(約12.9億円)という巨額のスポンサーマネーを獲得。
そのマネーの力によって、レギュラー昇格のチャンスを掴んだようです。
メインスポンサーのマルティーニ・エ・ロッシと、これまでチームに多額の持参金をもたらしてきたランス・ストロールという2つの資金源を今年限りで失うウィリアムズにとって、クビサのスポンサーマネーは貴重でしょう。
Source: Kubica on brink of sensational Williams return – f1i.com
アロンソ、F1引退レースはスペシャルカラーで走行
フェルナンド・アロンソにとって(当面は)最後のグランプリレースとなるアブダビにおいて、マクラーレンがスペシャルカラーを施したMCL33を走らせます。
カラーリングはアロンソのヘルメットデザインを模したもので、MCL33の車体後部に、青・赤・黄色のストライプが入っています。
また、コクピット周りには、アロンソのイニシャル「FA」を模した、やはりヘルメットと同じ3色のロゴが追加されています。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、「今週末のアブダビにおいて、フェルナンド・アロンソのための特別なワンオフ・リバリーでレースできることを誇りに思うし、非常に喜んでいる」とコメントしています。
Source: McLaren to run special livery for Alonso’s final race – racefans.net
アロンソのF1復帰はあり得る!?
来季はF1に参戦しないフェルナンド・アロンソですが、マクラーレンのザク・ブラウンは、必要があるならばF1に呼び戻すことも躊躇しないと語っています。
「現在の2人でないドライバーが必要な場合は、フェルナンドをスピードダイヤル(短縮ダイヤル)リストの1位にすることも躊躇しないだろう」とブラウン。
「(ミハエル)シューマッハはカムバックした。アラン・プロストもカムバックした。私はそれ(アロンソのカムバック)を排除しないだろう」
「我々は将来のドライバーラインナップにとても満足している──これは我々が今最も注目していることだ──が、可能性はまだある。彼は間違いなくトップレベルで運転しているからね」
アロンソが戻ってくるにしても最短で2020年です。
彼は2020年7月29日で39歳になりますから、年齢的・体力的な面からしても、実際に復帰してフルシーズン走るのは厳しいでしょう。
しかしスポット参戦ならあるかもしれません。
Source: McLaren will keep Alonso on speed dial, says Brown – uk.reuters.com
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