ポルシェ新型911カレラ(タイプ992)遅れてやってきたエントリーモデル

Porscheの新車情報

ポルシェ新型911カレラ(タイプ992)を公開しました。
992はカレラSが先に発表されたため、エントリーモデルのカレラが今になって登場したわけです。

今回は992カレラとカブリオレの概要をご覧ください。


ポルシェ 911カレラ(タイプ992)の概要

エクステリア

新型911カレラ(タイプ992)

ホイールはカレラSはよりも1サイズ小さくなっている。

ボディはカレラSと同様だ。

カレラSは4本出しだったが、カレラはシンプルな2本出しとなった。

カブリオレも屋根が無いこと以外はクーペと同じ。

カレラSとの外観上の違いはほとんどありません。
違うのはホイールサイズが前後とも1インチずつ小さいことと、テールパイプの形状だけです。
カレラSはフロント20インチ・リア21インチですが、カレラはフロント19インチ・リア20インチとなっています。
また、カレラSのマフラーは左右に2本ずつの4本出しですが、カレラは左右に1つずつの2本出しです。

ボディサイズ

寸法(mm)と重量(kg)
全長 4,519
全幅 1,852
全高 1,300
ホイールベース 2,450
車重(DIN基準) 1,505

数値はヨーロッパ仕様のもの。

目次に戻る

インテリア

新型911カレラのインテリア

メーター類はポルシェ・アドバンスド・コクピットとなった。

トランスミッションは8速PDK

内装はカレラSと変わりません。
インフォテイメントシステムとして10.9インチのタッチスクリーンを装着しています。
コネクティビティも万全です。

目次に戻る

シャシー

ブレーキディスクは330φで、ブラック塗装の4ピストン対向モノブロックキャリパーを装着しています。
タイヤはフロントが235/40、リアは295/35というサイズです。

サスペンションは電子制御のポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントを標準装備。
濡れた路面でのハンドリングを支援する、ポルシェ・ウェットモードも搭載されています。

目次に戻る

パワートレイン

エンジンは3.0リッター・水平対向6気筒ガソリンツインターボです。
最高出力は385ps、最大トルクは450Nmです。
991.5カレラと比較して、15PSのパワーアップを果たしています。

ギアボックスは新しい8速PDK(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載。
カレラクーペは0-100km/hを4.2秒でこなすことができます。
スポーツクロノパッケージ装着車の0-100km/hタイムは4秒フラットです。
最高速は293km/hとなっています。

目次に戻る

価格・発売日

ドイツ本国での価格はクーペが104,655ユーロ、カブリオレが118,935ユーロとなっていますが、日本価格は不明です。

ヨーロッパやアメリカでは既に注文できます。
ヨーロッパでは2019年秋から、アメリカでは2020年初頭からデリバリーが始まるようです。
日本はおそらくアメリカと同時期ではないかと思います。

カレラ4も導入される予定ですが、いつになるかはわかりません。
なお、カレラのマニュアル・トランスミッション仕様もいずれ発売されるそうです。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。