ポルシェ パナメーラがマイナーチェンジ
ポルシェ パナメーラがマイナーチェンジされました。
主な変更点はエンジンと標準装備の充実です。
特に「ターボS」は大幅にパワーアップされ、ニュルブルクリンクのタイムを先代比で9秒も短縮しました。
今回は新型パナメーラの概要をご覧ください。
新型パナメーラ(2021年モデル)の概要
エクステリア
SportDesignパッケージが全車標準装備となりました。
また、ターボSに関しては、より大きな開口部とシグネチャーを備えたフロントバンパーを装備しています。
リアエンドは中央にLEDライトストリップが追加され、テールライトが新デザインとなっています。
インテリア
新デザインのマルチファンクションスポーツステアリング(シフトパドル付き)が採用されたこと以外に、変更点はありません。
パワートレイン
従来のターボと置き換わった「パナメーラ ターボS」には、4.0リッター・V型8気筒ツインターボ(630ps・820Nm)が搭載されています。
M/C前のターボグレードと比較すると、最高出力は+80ps、最大トルクは+50Nmも向上しています。
ターボSの0-100km/hは3.1秒、最高速は315km/hです。
PHEVの「パナメーラ 4S E-ハイブリッド」も更新されました。
2.9リッター・V型6気筒ツインターボとモーターを組み合わせたシステムは、560ps・750Nmを発生します。
0-100km/hは3.7秒、最高速は298km/hです。
バッテリー容量も17.9kWh(M/C前は14.1kWh)に増え、EV航続距離も54kmに延びました。
引き続き4.0リッター・V型8気筒ツインターボを搭載する「パナメーラ GTS」は、最高出力が20psアップの480psとなりました。最大トルクは650Nmです。
これまで3.0リッター・V型6気筒シングルターボを搭載してきた「パナメーラ」および「パナメーラ 4」には、2.9リッター・V型6気筒ツインターボに変更されました。
性能に関しては330ps・450Nmで変更はありません。
価格・発売日
パナメーラが1,249万円、パナメーラ 4が1,299万円、パナメーラ 4S E-ハイブリッドが1,877万円、パナメーラ GTSが1,949万円、パナメーラ ターボSが2,882万円からとなっています。
セダン(グランツーリスモ)、スポーツツーリスモ、エグゼクティブ(ロングホイールベース仕様)の3つのボディタイプから選択可能です。
ヨーロッパでは2020年10月中頃までにはディーラーにデリバリーされるそうですが、日本に届くのはもう少し先になるかもしれません。
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