ついにフェアレディZもフルモデルチェンジ! 新型は「400Z」

新型フェアレディZ(400Z)のパテントイメージが明らかになりました。
パテントイメージは市販バージョンのデザインとなるわけですが、プロトタイプにかなり忠実なものになりそうです。
このページでは新型フェアレディZの最新情報を随時更新しています。
更新情報
市販バージョンのパテントイメージを追加しました。(2021/01/15)
Zプロトのエクステリア画像とZプロトのインテリア画像を追加しました。(2020/09/16)
ティザー画像を追加し、発売日の情報を更新しました。(2020/09/08)
予想CGを最新のものに差し替え、ハイブリッドの可能性の項目を追加しました。(2020/07/19)
上掲のティザー映像を追加しました。(2020/05/29)
予想CGを追加しました。(2020/04/20)
パワートレインと発売日の情報を更新しました。(2020/04/14)
新型のデザインに関する最新情報を追加し、インテリアとパワートレインの情報を更新しました。(2020/01/17)
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新型フェアレディZ(7代目)の最新情報
エクステリア
スパイショット(2019年10月撮影)





テストカーはZ34のボディを利用しているので、見た目上の変化はわずかです。
フロントのノーズ部分とフォグライト部分には、穴が開けられています。
これは冷却の必要性からと考えられるため、Z34よりもエンジンパワーが増加している可能性が高そうです。
新型のデザインは歴代フェアレディZのオマージュ!?
autoblog.comは、新型フェアレディZのデザインが、歴代フェアレディZのオマージュになると報じています。
フロント周りは、S30Z(240Z)風の丸いヘッドライトと、四角い開口部に。
リアはZ32(300ZX)風のテールライトになるそうです。


予想CG
画像はクリック(タップ)で拡大できます。




ティザー画像




Zプロトのエクステリア








Zプロトのボディサイズ
寸法(mm) | ||
---|---|---|
Zプロト | Z34(標準車) | |
全長 | 4,382 | 4,250 |
全幅 | 1,849 | 1,845 |
全高 | 1,311 | 1,315 |
Z34の標準車と比較すると、全長は132mmも長くなりましたが、全幅と全高はほぼ変わっていません。
市販バージョンのパテントイメージ





インテリア
Zプロトのインテリア




シャシー
次期インフィニティ Q60と同じプラットフォームになると言われています。
Q60はスカイラインクーペの後継モデルです。
そのため次期フェアレディZのフットプリントは、Z34よりわずかに大きくなるようです。
パワートレイン
3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボの搭載が有力です。
このエンジンはVR30DDTT型で、現行のスカイライン・400Rに搭載されているものが流用されると考えられています。
よって最高出力が405ps以上となるのは確実です。
その最高出力にちなんで、次期フェアレディZは「400Z」と呼ばれることになるでしょう。
日産は2018年のSEMAショーにて、Z34にVR30DDTTを搭載した「Project ClubSport 23」というチューニングカーを発表しましたが、もしかすると400Zのプロトタイプ的な意味合いがあったのかもしれません。

ちなみにQ60はAWD(全輪駆動)で、車重は1,825kg、0-100km/hは5.2秒です。
新型フェアレディZはおそらくRWD(後輪駆動)なので、車重はQ60よりも大幅に軽くできるはずです。
よって新型のパフォーマンスにはかなり期待できます。
トランスミッションは9速オートマチックと6速マニュアルが用意されるでしょう。
NISMO
NISMO仕様がAWD(全輪駆動)になるという情報が以前流れていましたが、真偽は不明です。
AWDになるとGT-Rと競合することになりますし、可能性は低いと思うのですが。
ちなみにNISMO仕様の最高出力は、500ps程度と噂されています。
ハイブリッドの可能性
日産の専務執行役員で、グローバル商品企画本部を統括するイヴァン・エスピノーサ氏がmotoring(オーストラリアの自動車メディア)のインタビューに答え、400Zに電動化の可能性があることを示唆しました。
「私が言えるのは、まだ2つの異なるもののスペースがあると思っている、ということです」とエスピノーサ氏。「おそらく短期的には、もう少し従来型の技術が出てくるでしょう。従来型の技術というのは、ICE(内燃機関)によって駆動され、電動化もあるかもしれないということです」
有力なのは、V6ツインターボに48Vマイルドハイブリッド(MHEV)の組み合わせでしょう。
重量の増加を最小限に抑えられますし、ターボエンジンが不得意とする低回転域でモーターによるアシストを得ることもできるためです。
もちろん日産が得意とするe-POWERが搭載される可能性もゼロではありませんが、e-POWERのようなシリーズ・ハイブリッドは電力管理の都合上どうしてもバッテリー容量が大きくなる(=重くなる)ため、スポーツカーには不向きなシステムだと思います。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありませんが、ターボ化されるとすれば、現行型よりも高価になるかもしれません。
新型フェアレディZのプロトタイプは、2020年9月16日に公開されます。発売は2021年の後半になりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。
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