アルファロメオ トナーレ 高性能なクアドリフォリオは無し!?
アルファロメオの新型コンパクトSUV「トナーレ」には、高性能なクアドリフォリオは登場しないようです。
更新情報欄から内容をご確認ください。
更新情報
パワートレインに関する情報を更新しました。(2020/04/11)
市販バージョンの外観リーク画像と市販バージョンの内装リーク画像を追加しました。(2019/10/09)
アルファロメオ トナーレの概要
エクステリア
トナーレ・コンセプトのエクステリア
アルファロメオ伝統のスクデット(盾)と、トリロボ(三つ葉)のデザインは健在です。
フロントマスクの中央にスクデットが配置され、トリロボはヘッドライトに姿を変えています。
ホイールは21インチです。
しかしトナーレは、ステルヴィオよりもボディサイズが小さいということなので、市販バージョンでこれほどの大径ホイールを履けるかはわかりません。
市販バージョンの外観リーク画像
トナーレ・コンセプトとは細部が異なっていますが、非常にかっこいいSUVに仕上がっています。
サイドのクラッディングも自然で、全体のフォルムを壊していません。
インテリア
トナーレ・コンセプトのインテリア
アルミニウム、レザー、アルカンターラなどで仕上げられています。
LEDのアンビエントライトがあらゆる所に用いられていますが、これはコンセプトカーだからこその演出でしょう。
メーターパネル用のディスプレイは12.3インチ、センターコンソールのタッチスクリーンは10.25インチです。
エアコン吹出口にも小型のスクリーンが内蔵されており、利便性を向上させています。
市販バージョンの内装リーク画像
市販バージョンということでコンベンショナルなデザインに変更されたようです。
それでもデジタル・インストゥルメント化されたメーターや大型のタッチスクリーン(おそらくサイズはコンセプトと同じ10.25インチ)など、ある程度の先進性を感じさせる装備が確認できます。
パワートレイン
プラグインハイブリッドのパワートレインが採用されると見られています。
アルファロメオから具体的なアナウンスはありませんでしたが、ジープ・レネゲードに導入予定のPHEV用パワートレインが、トナーレにも流用されるという説が有力です。
エンジンは1.3リッター・直列4気筒で、モーターを組み合わせたシステムの総出力は240ps、EV走行距離は50kmとなるでしょう。
最もパワフルなモデルはマイルドハイブリッドで、2.0リッター・直列4気筒ターボを搭載し、330psを発生します。
レネゲードとパワートレインを共有するため、トナーレの駆動方式は基本的にFF(前輪駆動)です。
もちろんAWD(全輪駆動)モデルも用意されることでしょう。
PHEVということで、ドライブモードには各種エネルギーマネジメントが実装されます。
ICE(内燃機関)と電動モーターから最大限のパワーを得ることができる、デュアルパワーな「ダイナミック」モードもあるようです。
ICEとモーターのバランスを最適化する「ナチュラル」モードや、モーターとバッテリーのみを用いる「アドバンス E」モードも存在します。
クアドリフォリオは無し!?
イタリアのAutoBlogによると、アルファロメオは商業上の目的達成を最優先にしているため、高性能なクアドリフォリオは登場しないそうです。
販売台数を稼ぐべく、シャシーの構成も快適性を重視した設定になっているのだとか。
残念ですが、FCAがアルファロメオへの投資を大幅にカットしたため、収益優先になるのは致し方ないのかもしれません。
価格・発売日
価格と発売日に関する情報はまだありません。
ジープ レネゲードのPHEVモデルは、2019年中に予定されているマイナーチェンジで追加されます。
よってトナーレの投入はその後、おそらく2020年以降になるでしょう。
新型コロナウィルスの影響により、2021年前半にずれ込むとの見方も出てきています。
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