BMW M2コンペティション パワーアップ! でも重量増?【4/18更新】

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BMWM2にさらなる改良を施した「M2コンペティション」を間もなく登場します。
サーキット走行にフォーカスしたM2コンペティションには、スタンダードなM2よりもハイパワーなエンジンが搭載されるようです。

今回はBMW M2コンペティションの概要についてお伝えします。

更新情報

公式発表された画像に挿し替え、記述内容を公式発表されたものに修正しました。(2018/4/18)


M2コンペティションの概要

エクステリア

キドニーグリルはグロスブラックに。開口面積も増えている。
2-Passエキゾーストには電子制御フラップ付き。
ミラーは空力に配慮した新形状のもの。
ホイールは新デザインの19インチ。

外観上の変更点はわずかです。
グロスブラック塗装のキドニーグリルと、2つの電子制御フラップが装備された2-Passエキゾーストシステム、新しいデザインのミラーや19インチホイールなどが、スタンダードなM2との違いとなります。

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インテリア

M2コンペティションのインテリア。
ステアリングやメーターパネル、スタータースイッチが変更されている。
シートのM2ロゴが光る仕様。

こちらもやはり変更点は少なめです。
新しいMレザーステアリング(M1/M2ボタン付)に変更され、エンジンスタートスイッチが赤色になりました。
インストゥルメント・パネルも新デザインのものが装着されています。
そしてシートのバックレスト部分にあるM2ロゴのイルミネーション機能を、オプションで選択可能になりました。

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シャシー

冷却性能を向上させたため、車重が55kg増加しました
サーキットでの連続周回に耐えられるよう、M4コンペティションパッケージと同様の冷却システムに変更されています。

重くなった車体に対応すべく、ブレーキ性能も強化されました。
フロントは400mm、リアは380mmという大径ブレーキディスクに、それぞれ6ピストン、4ピストンのキャリパーが組み合わされています。

M4スタイルのカーボン・ストラット・ブレースも装着され、車体剛性も向上しているようです。
また、リアサスにはボールジョイントが用いられ、剛性と精度が高められています。

ちなみに減衰力とバネレートは、スタンダードなM2から変更していないとのことです。
快適性を犠牲にしたくなかったというのが、その理由のようですね。

最適化された電動パワーステアリングや、強化されたアクティブMディファレンシャルが装着され、電子制御の面でも向上が図られています。

タイヤはフロントが245/35、リアが265/35の19インチです。
タイヤ銘柄はミシュラン・パイロット・スーパースポーツが装備されますが、オプションで他の銘柄も選択できます。

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パワートレイン

M3M4S55エンジンが搭載されます。

S55は3.0リッター・直列6気筒ガソリンツインターボエンジンです。
M3/M4のS55は431ps・550Nmを発生するものでしたが、M2コンペティションではデチューンされます

M2コンペティションのS55ユニットは、410ps・550Nmを発生します。
トルクはM3/M4と変わりませんが、パワーは21ps減少していますね。
とはいえスタンダードなM2からは、40ps・85Nmのパワーアップを果たしています。

トランスミッションは6速MT7速DCTで変更はありません。

0-100km/hはMT車で4.4秒、DCT車で4.2秒です。
どちらも0.1秒だけ、スタンダードなM2よりも速くなっています。

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価格・発売時期

ヨーロッパでの発売は2018年夏です。

英国での価格は47,260ポンドとなっています。
ちなみにスタンダードなM2の英国価格は45,250ポンドなので、2,010ポンド高(1ポンド=150円換算だと、約30万円)です。

日本価格も価格差が同じだとすると、M2コンペティションの日本価格は832〜857万円となりますが、おそらく結構な金額が上乗せされるでしょうね。

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