デイリーF1ニュース(2018年4月13日) 中国GP FP1・FP2の結果
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- 中国GP FP1・FP2の結果
- ハミルトン「レッドブルはメルセデスと同レベルではない」
- グロージャンとサインツ、トロロッソ・ホンダの躍進を祝福
それではご覧ください。
中国GP FP1・FP2の結果
中国GPの金曜フリープラクティスは、午前・午後ともにメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムでした。
ハミルトンは上海インターナショナルサーキットを得意としているため、この結果は順当と言えるのですが、FP2ではフェラーリのキミ・ライコネンも好タイム(ハミルトンと1000分の7秒差!)を記録しています。
ハミルトンに昨年ほどのアドバンテージはどうやらなさそうです。
中団グループで好調なのはルノーの2台でした。
ハースはケビン・マグヌッセンこそ順調に周回を重ねていたものの、ロマン・グロージャンはスピンを喫するなどミスが目立っていました。
バーレーンで好結果を残したトロロッソ・ホンダでしたが、特性が全く異なる上海では勝手が違うようです。
しかしロングランのペースは非常に良さそうなので、レースでは挽回できるかもしれません。
タイヤのタレも少なそうなので、1ストップ作戦も十分考えられます。
また、週末は雨の予報が出ているため、現在の勢力図が一変する可能性も否定できません。
中団グループは本当にタイム差がわずかなので、レース戦略が鍵を握るはずです。
ハミルトン「レッドブルはメルセデスと同レベルではない」
ルイス・ハミルトンが、ビッグ3の現状を分析しています。
「レッドブルはレースに勝つ可能性がある」とハミルトン。「テストでは昨年のラスト2レースよりも速そうに見えた」
「しかしこれまでのところ、レッドブルはフェラーリやメルセデスと同じレベルで機能していない。フェラーリはほぼ完璧だったし、私たちも完璧に働いている」
レッドブルはトラブルやミスで自滅しています。
オーストラリアではマックス・フェルスタッペンがスピンしていますし、バーレーンではダニエル・リカルドがバッテリートラブルでリタイア、フェルスタッペンもハミルトンとの接触後にマシンを止めました。
リカルドはトラブルなので仕方がありませんが、フェルスタッペンはいずれもコース上でのミスなのが気になりますね。
Hamilton: 'Red Bull not on same level as Mercedes and Ferrari’ | en.f1i.com
グロージャンとサインツ、トロロッソ・ホンダの躍進を祝福
ハースのロマン・グロージャンが、バーレーンにおけるトロロッソ・ホンダの躍進を賞賛しています。
「彼らがわれわれの前にいるのは幸せではなかった」とグロージャン。「しかしホンダとトロロッソの素晴らしいコラボレーションが、このような結果を生み出したことは私にとっても嬉しい」
「予選後、誰もがトロロッソはレースで順位を落とすと思っていた。しかし実際には4位でフィニッシュした」
「F1全体にとって素晴らしいことだ。そしてハースのようなコンストラクターでも、3年経てば成功することができると証明できた。それはF1にとって重要なことだと思う。できると証明できたんだ」
ルノーのカルロス・サインツも、トロロッソの成功を祝っています。
「メカニックを見かけたので、彼らを祝福すべく握手しに行ったよ」とサインツ。
「(4位入賞は)彼らにとって良いことだ。彼らはそれに値する。エンジンが変わって、車を再設計するために、彼らは冬の間懸命に努力してきた。F1にとって良い話だと思う」
サインツがホンダを褒めないのは、同郷の先輩に遠慮しているからでしょうか?
Source: Grosjean sees Honda resurgence as 'amazing’ for F1 | en.f1i.com
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。