マセラティ グレカーレ トロフェオはスポーツカー並みのスペック
マセラティが新型SUV「グレカーレ」を発表しました。
ガソリン、マイルドハイブリッド、EVの3種類がラインナップされています。
今回はグレカーレの概要をご覧ください。
グレカーレの概要
エクステリア
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ボディサイズ
寸法と重量 | |
---|---|
全長(mm) | 4,859 |
全幅(mm) | 1,979 |
全高(mm) | 1,659 |
ホイールベース(mm) | 2,901 |
車重(kg) | 未公表 |
インテリア
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シャシー
まず「モデナ」と「トロフェオ」に関しては、リアのトレッド幅が34mm拡大されています。
「トロフェオ」のブレーキはブレンボ製で、フロントに6ピストンキャリパー、リアに4ピストンキャリパーを装着しています。
また、サスペンションも「トロフェオ」はエアサスです。このエアサスには車高調整機能が付いており、オフロードでは30mmアップ、駐車時には乗降性を高めるために30mmダウンなど、6つのプリセットが用意されています。
パワートレイン
ICE(内燃機関)を搭載するグレカーレには「GT」「モデナ」「トロフェオ」という3つのトリムと、ローンチエディションである「PrimaSerie」がラインナップされます。
「GT」と「モデナ」に搭載されているのは、2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボに電動コンプレッサー、48Vマイルドハイブリッドの組み合わせです。
「GT」は300ps・450Nm、「モデナ」は330ps・450Nmを発生します。
0-100km/hと0-200km/hは、「GT」が5.6秒・23.7秒、「モデナ」が5.3秒・21.9秒です。
「トロフェオ」には、マセラティのスーパーカーMC20に搭載されている「ネットゥーノ」が搭載されています。
ネットゥーノは3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボで、F1由来のプレチャンバー技術が採用されているのが特徴です。
ただしMC20がドライサンプであるのに対し、グレカーレ・トロフェオではウェットサンプとなっています。
グレカーレ・トロフェオの最高出力は530ps、最大トルクは620Nm。
0-100km/hはわずか3.8秒、0-200km/hでも13.8秒しかかかりません。最高速は285km/hです。
グレカーレ・フォルゴーレ
EVは「フォルゴーレ」と呼ばれるトリムになりますが、グレカーレのローンチから遅れて登場することになります。
なので詳細はまだ公表されていませんが、バッテリー容量は105kWh、最大トルクは800Nmになると言われています。
400Vのアーキテクチャを使用しているとのことなので、急速充電の速度にも期待できそうです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
「GT」「モデナ」「トロフェオ」は、欧州ではMY2022として登場予定なので、間もなく発売されるでしょう。日本導入時期は不明です。
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