ポルシェ 911ターボSがパイクスピークで市販車レコード更新に挑む
![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-01.jpg)
ポルシェ 911ターボSが、100回記念大会となるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)に参戦します。ベントレー コンチネンタルGTが打ち立てたプロダクションカーのコースレコード(10分18秒488)を打ち破ることが目標です。
今回はパイクスピークに参戦する911ターボSの概要をご覧ください。
911ターボS(PPIHC仕様)の概要
エクステリア
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![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022 Front corner](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-02.jpg)
![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022 Front](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-03.jpg)
![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022 Top front](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-04.jpg)
![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022 Side](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-05.jpg)
![Porsche 911 Turbo S PPIHC 2022 Rear](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/Porsche-911-Turbo-S-PPIHC-07.jpg)
シャシー
ライトウェイトパッケージが装着されています。内容は後部座席の除去、ガラスの薄肉化、遮音材の除去、カーボンバケットシートなどです。これらの変更によりノーマルの911ターボSから36kg削減されています。
また、PASMの装備され、車高が10mm低下しています。
パワートレイン
エンジンはノーマルです。つまり3.8リッター・水平対向6気筒ツインターボを搭載し、650ps・800Nmを発生します。
ドライバー
ドライバーのデビッド・ドナーは、2014年に911ターボS(991型)でプロダクションカーのコースレコードを打ち立てた人物です。そのときのタイムは10分26秒896でした。
しかし2019年にベントレー コンチネンタルGTによってその記録は破られてしまい、今回はリベンジマッチとなります。
![Porsche 911 GT2 RS Clubsport PPIHC 2020 No.000](https://syachiraku.com/wp-content/uploads/2022/06/PPIHC-2020-No_000_Porsche_911_GT2_RS_Clubsport-David-Donner.jpg)
なお、デビッドは2020年に911 GT2 RSクラブスポーツでPPIHCに参戦し、タイムアタック1クラスで優勝、総合でも3位に入ったことがある、PPIHCの強豪です。
ちなみにデビッドの父であるボブ・ドナーもPPIHCの常連で、1960年、1961年、1962年と、ポルシェスパイダーを駆り3回優勝しています。
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