ポルシェ 911ターボSがパイクスピークで市販車レコード更新に挑む
ポルシェ 911ターボSが、100回記念大会となるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)に参戦します。ベントレー コンチネンタルGTが打ち立てたプロダクションカーのコースレコード(10分18秒488)を打ち破ることが目標です。
今回はパイクスピークに参戦する911ターボSの概要をご覧ください。
911ターボS(PPIHC仕様)の概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
シャシー
ライトウェイトパッケージが装着されています。内容は後部座席の除去、ガラスの薄肉化、遮音材の除去、カーボンバケットシートなどです。これらの変更によりノーマルの911ターボSから36kg削減されています。
また、PASMの装備され、車高が10mm低下しています。
パワートレイン
エンジンはノーマルです。つまり3.8リッター・水平対向6気筒ツインターボを搭載し、650ps・800Nmを発生します。
ドライバー
ドライバーのデビッド・ドナーは、2014年に911ターボS(991型)でプロダクションカーのコースレコードを打ち立てた人物です。そのときのタイムは10分26秒896でした。
しかし2019年にベントレー コンチネンタルGTによってその記録は破られてしまい、今回はリベンジマッチとなります。
なお、デビッドは2020年に911 GT2 RSクラブスポーツでPPIHCに参戦し、タイムアタック1クラスで優勝、総合でも3位に入ったことがある、PPIHCの強豪です。
ちなみにデビッドの父であるボブ・ドナーもPPIHCの常連で、1960年、1961年、1962年と、ポルシェスパイダーを駆り3回優勝しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。