カローラはステイタスだ! フィールダーハイブリッド(W×B)の評価・口コミ

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カローラと聞くと、「安くて壊れないだけの車」というイメージを持つ方も多いと思います。筆者もその一人でした。

しかしカローラという車は日本の発展と共に進化してきた車で、現行の160系カローラは価格と品質が高いレベルでバランスされています。先進国の国民車として、ふさわしい仕上がりになっているのです。

そのことが海外でも評価され、2015年には世界でもっとも売れた車種となりました。日本におけるカローラの販売台数は11万台弱でしたが、海外ではおよそ120万台も売れたのです。もう安いだけの車ではありません。

なので高級セダンやミニバンに乗っていた人が、肩の力を抜いて乗れる車だと思います。安全装備も充実や品質の安定感からしても、「カローラ」の名はもはやブランドです。

トップ画像の出典: toyota.jp


W×Bとは?

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画像の出典: toyota.jp

当初は特別仕様車でしたが、2015年3月のマイナーチェンジでカタロググレードに昇格しました。装備内容は以下のとおりです。

  • ボディカラー「クールボルドーガラスフレーク」(メーカーオプション)
  • ブラック塗装の16インチアルミホイール(メーカーオプション)
  • スモーク塗装のフロントアッパーグリル
  • ドットパターンのフロントロアグリル
  • Bi-beam LEDヘッドランプ(ブラックベゼル)
  • LEDクリアランスランプ
  • テールランプ(スモーク塗装・LED発光ライン付き)
  • ブラック(白ステッチ)またはホワイトの合成皮革シート
  • 白または黒の合皮巻き加飾(アッパードアトリム・インストゥルメントパネル)
  • ピアノブラック加飾本革巻きステアリング

W×Bはリセールバリューが高いものの、最小回転半径が5.5mと大きい(HYBRIDまたはHYBRID Gは4.9m)ので、ドライバーの使用環境によっては問題が出るかもしれません。

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値引き・中古車動向

新車時の値引き

値引き対象平均値引き額(万円)
本体19.0
オプション7.8

カローラフィールダーハイブリッドの中古車

ハイブリッド車の例に漏れず、走行距離が多くてもさほど値下がりしていません。なので200万円を切るくらいの低走行車を買った方が良いでしょう。

グレード別で見ると、「W×B(ダブルバイビー)」が明らかに高値で取引されています。でも合成皮革シートやブラック塗装のヘッドライトインナーに興味がないなら、他のグレードを買うべきです。

リセールバリュー

ステーションワゴンということで、リセールバリューの面では不利とされるカローラフィールダー。実はセダンのアクシオよりもリセールバリューが低いとの噂もありますが……ハイブリッドならば話は別です。

中古市場におけるフィールダーハイブリッドとアクシオハイブリッドの価格差は、走行距離等の条件が同等ならほぼ新車時の価格差と同じです。よってフィールダーとアクシオどちらを買うかは、用途やお好みに合わせて決めればいいでしょう。

ノンハイブリッドは売るときも買うときも安い

むしろハイブリッド以外は購入すべきではありません。ノンハイブリッドのフィールダーやアクシオは、中古価格の下落幅が大きいからです。

新車時のハイブリッドとノンハイブリッドの価格差よりも、中古市場での両者の価格差の方が大きくなっています。ハイブリッドが設定されている車種であえてノンハイブリッドのグレードを買うのは、リセールバリューを考えるとオススメできません。

愛車を高く売る条件4つ。買取り、走行距離……あと2つは?

インターネットで無料査定できる買取りなら、下取りより平均16万円も高く売れるとのデータがあります。

また、車の価値は25000km刻みで急落する傾向があるようです。つまり25000km、50000km、75000kmといった区切りを迎える前に、愛車の売却を一度は考えてみるべきでしょう。

しかし高く売れる条件を満たしていても、ある2つのことについて知らないと、高値で売るどころかトラブルに巻き込まれる恐れもでてきます

その1 相場を知ること

実は査定依頼をしても、相場を教えてくれないことがあります。相場がわからなければ、査定額が適正なのか判断できません。

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交渉相手を少なくできれば、電話ラッシュもありません。このように相場情報は、売り手に大きな恩恵をもたらしてくれるのです

その2 評判を知ること

誰だって、不愉快な思いはしたくないですよね。でも買取店の評判がわからなければ、悪質な店を避けられません

Goo買取は、ガリバー等の買取店の系列ごとではなく、各店舗ごとにレビューが付けられる仕組みです。だからあなたの街の車屋さんの評判もバッチリわかります。高値で買い取ってくれる店や、サービスの良い店だけを選び出せるのです。

相場を知り、評判を知れば、買取危うからず。

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カローラフィールダーハイブリッドの評価・口コミ

インテリア

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画像の出典: toyota.jp

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画像の出典: car.watch.impress.co.jp

ここがGood!

  • シートは座り心地がよく、腰のサポートがしっかりしていて疲れにくい。
  • 後部座席がリクライニングできる。
  • ロングドアハンドルが掴みやすい。
  • 前席・後席ともに足元空間が広い。
  • 黒を基調としたインテリアは質感が高い(ドアトリムは革張り)
  • ステアリングの質感も洗練されている。
  • グローブボックスが2段になっている。
  • ラゲッジスペース容量は407リッター(5名乗車時)
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画像の出典: car.watch.impress.co.jp

ラゲッジスペース容量はガソリン車と同じです。

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画像の出典: autoc-one.jp

ここがBad……

  • シートヒーターはメーカーオプション。
  • 黒のファブリックシートは埃が付きやすい。
  • 後部座席の頭上空間がやや狭い。
  • 後部座席下にあるバッテリーの存在がやや気になる。
  • W×B」の白いシートベルトは汚れが目立つ。
  • カードやサングラスの置き場がない。
  • カップホルダーの位置が遠く、使いづらい。
  • ドアポケットのカップホルダーも取り出しにくい。
  • センターコンソールボックスの位置が後ろすぎるので、肘掛けも使いづらい。
  • 後部座席を倒してもフルフラットにならない。
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画像の出典: car.watch.impress.co.jp

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ナビ・電装系

ここがGood!

  • メーターがクリアで見やすい
  • タコメーターがあるのでエコ運転しやすい
  • ステアリングスイッチが便利
  • 各スイッチ類の配置がまとまっていて使いやすい
  • 運転席には全席のオートパワーウィンドウ装備

ここがBad……

  • ディーラーオプションのトヨタ純正ナビは地図データが古い
  • スイッチ類の照明が暗い
  • オートエアコンだが左右独立温度調節はできない
  • 純正スピーカーの音が悪い
  • グローブボックスに照明が無い
  • ラゲッジスペースの照明が天井に無い
  • ドアのカーテシランプが無い
  • 車速感応ドアロックが無い

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エクステリア

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画像の出典: autoc-one.jp

ここがBad……

  • 「W×B」以外はハロゲンヘッドランプが標準
  • 「W×B」以外はLEDクリアランスランプの設定が無い
  • フォグランプがハロゲン

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エンジン・燃費

ここがGood!

  • 街乗り:23km/L, 郊外・高速道路:26~27km/h
  • モーター駆動時は速い
  • エンジンとモーターの切り替えが静か
  • CVTの変速はスムーズ

ここがBad……

  • 暖房をつけるエンジンがかかり燃費が悪化する
  • 通常の使用なら問題ないが、パワー不足でもっさり加速
  • エコモードだと坂道には対応できない
  • エンジン駆動時に荷物満載や坂道だと辛い

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走行性能・取り回し

ここがGood!

  • 直進安定性が高い
  • カーブでもロールが少なく安定しており、狙ったラインをトレースしやすい
  • 最小回転半径4.9m
  • 5ナンバーサイズなので狭い道でも取り回ししやすい
  • 前方・後方ともに視界が良い
  • ドアミラー位置が適切で視界が良い

ここがBad……

  • 「W×B」「エアロツアラー」は最小回転半径5.5m
  • エンジンブレーキが弱い
  • フットブレーキも弱めなのでカックンブレーキになりやすい
  • CVTなのでアクセルオン時のダイレクト感がない
  • ステアリングインフォメーションに乏しい
  • 高速時でもステアリングが軽すぎる
  • ボンネット前端の見切りが悪い

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乗り心地・静粛性

ここがGood!

  • やや硬めだが、段差を上手くいなすので乗り心地は良い
  • ボディ剛性が高いので、ドアを閉めたときの音が良い
  • エンジン音は静か

リアの足は少し跳ねやすいので、インチアップしない方が賢明です。

ここがBad……

  • 静粛性は高いがロードノイズが気になる

ロードノイズは標準装備のエコタイヤを交換すれば改善します。

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安全性

◯=標準装備 △=メーカーオプション − =設定なし

装備名称W×BエアロツアラーHYBRID GHYBRID
横滑り防止装置
プリクラッシュブレーキ
クルーズコントロール
レーダークルーズコントロール
レーンディパーチャーアラート
レーンキープアシスト
ブラインドスポットアシスト
ヒルスタートアシスト
運転席・助手席エアバッグ
サイド&カーテンエアバッグ

クルーズコントロールが無いのは痛いですね。高速道路で長距離移動する際には、クルコンの有無が疲労に大きく影響します。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。ステーションワゴンに興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

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