デイリーF1ニュース(2017年4月20日号) マクラーレン・ホンダに復調の兆し!? 他

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • マクラーレン・ホンダに復調の兆し!?
  • ポルシェ「アロンソのシートは無い」
  • ペレスがフェラーリに移籍する可能性?
  • レッドブルはサインツを手放さない

それではご覧ください。


マクラーレン・ホンダに復調の兆し!?

バーレーンGPではMGU-Hにトラブルが多発し、フェルナンド・アロンソは好バトルを繰り広げるもエンジントラブルでリタイア、ストフェル・バンドーンに至ってはスタートすらできなかったマクラーレン・ホンダ

その後のバーレーンテストでも、1日目はまたもやパワーユニット(PU)交換を強いられロクに走れず、ファンも呆れ果てていたのですが、2日目は対策が功を奏し、ノントラブルでトータル81周を走行。4番手タイムでテストを終えています

ホンダR&Dチーフエンジニアの中村聡氏によると、一連の問題に対して「暫定的な対策」を施したとのこと。対策の方向性をある程度確認できたことが収穫だったそうです。

また、セッティングの調整により、ドライバビリティの改善や、オフシーズンテストのときからの懸案だった振動の問題にも進歩が見られたそうで、かなり充実した1日になったようです。

パフォーマンスはまだ不足しているものの、今回のテストで見せたような安定した走りができるようになれば、中団グループでポイントを争えるようになるはずです。
モナコでは新スペックのPUが投入される予定ですし、わずかですがマクラーレン・ホンダに光明が見えてきました。

Source: 2017 バーレーン公式テスト 2日目レポート | honda.co.jp

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ポルシェ「アロンソのシートは無い」

ポルシェ919ハイブリッド(2017年型)

WEC(世界耐久選手権)に参戦しているポルシェ・チームのプリンシパル、アンドレアス・セイドル氏は、来年のル・マン24時間レースにおいて、フェルナンド・アロンソのためのシートを用意するつもりは無いとコメントしました。
アロンソはインディ500への参戦を明らかにした会見の席で、モナコGP、インディ500、そしてル・マン24時間レースの「トリプルクラウン」を達成する野望を明らかにしています。

「われわれはともに戦う6人のドライバーたちにとても満足している。また、われわれの計画は長期的なものだ」とセイドル氏。「アロンソは興味深いドライバーであり、2年前なら何とかできたかもしれない。だが現在は3台目が無い、そしてそれを変更する予定も無い」

かつてマクラーレンはF1 GTRでル・マンを制しました。そしてマクラーレンはル・マンに復帰する機会を虎視眈々と狙っていますが、復帰するとしてもGTクラスでしょうから、アロンソの望み──総合優勝──は、叶えられないでしょう。

ポルシェの他に総合優勝を狙えるのはトヨタだけですが、ホンダが許可するとは思えません。アロンソのル・マン参戦は、F1引退後になるでしょうね。

Source: Porsche boss: 'No room for Alonso in our team’ | en.f1i.com

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ペレスがフェラーリに移籍する可能性?

かつては荒っぽいドライバーと見なされ、貶されることも多かったセルジオ・ペレス(フォース・インディア)
ザウバーで小林可夢偉のチームメイトだったころは、コース上でたびたび可夢偉と火花を散らした間柄のため、日本のファンの中には、ペレスを嫌う人も少なからずいるでしょう。
メキシコの大富豪、カルロス・スリム氏のマネーを武器にF1へとステップアップしてきたため、ペイドライバーというイメージも根強く残っています。

2013年にはザウバーからマクラーレンへと移籍し、ペレスのキャリアは順風満帆かに思われましたが、前年のザウバー時代よりも少ないポイントしか獲得できず、1年限りでマクラーレンを追い出され、「ペレスは終わった」とまことしやか囁かれました。

しかしフォース・インディアに移籍したペレスは大復活を遂げ、今やエース・ドライバーとしてチームを牽引する存在です。
堅実にポイントを拾うだけでなく、チャンスがあれば表彰台を獲得するほどのパフォーマンスを発揮し、昨年のコンストラクターズ4位にも大きく貢献しました。

「僕は大きく成長しているし、チームと一緒に素晴らしい仕事をしていると肌身に感じている」とペレス。「僕たちは成長して、一緒に素晴らしいことをやっているんだ」

「マクラーレンはどこにいる? マクラーレンを離れてから、僕のキャリアに何が起こった? 僕のキャリアはかなり高まっているんだ」

「機会があれば、僕は自分の知識と経験を最大限に活用する準備はできている」

キミ・ライコネン(フェラーリ)が不調から立ち直るとしても、彼は37歳であり、遅かれ早かれ後釜を見つける必要があります。
フェラーリ・ドライバー・アカデミーのアントニオ・ジョビナッツィは、中国GPで経験不足を露呈してしまいました。
フェラーリのシートにふさわしいドライバーで、そのうえメルセデスやレッドブルと契約していないドライバーとなると、現実的にはペレスくらいしかいないように思えます。

Source: Will Sergio Perez be going from pink to red next year? | en.f1i.com

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レッドブルはサインツを手放さない

バーレーンではリタイアに終わったサインツ。

バーレーンGPではランス・ストロール(ウィリアムズ)に追突し、次戦ロシアGPで3グリッド降格のペナルティを課せられてしまったカルロス・サインツ(トロロッソ)ですが、レッドブルは彼の才能を高く評価しています。

昨年サインツは、ルノーからオファーがあったことを明らかしました。サインツはルノーからの3年契約をかなり魅力的に感じていたようで、契約寸前まで話が進んでいたようです。

しかしレッドブル契約にあったオプションを行使したため、サインツは今季もトロロッソで走っています。

ところが父親のカルロス・サインツ・シニア(WRCでトヨタを駆り2度の世界チャンピオンを獲得した名ドライバー)は、「サインツ・ジュニアにとって2017年がトロロッソで最後の年になる」と、以前にコメントしたことがあります。
移籍問題はまだ燻り続けているのです。

レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナー氏は、この話題を打ち消すかのように、「現時点では、われわれのドライバーを手放すつもりはありません」と語りました。

「彼は若いですが、私たちは彼に大きな価値を見出しているので、手放したくないんです」

Source: Red Bull won’t let Sainz go – Horner

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デイリーF1ニュース(2017年4月19日号)| 車知楽

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