ダラーラ・ストラダーレ コンストラクターが作った市販車は超軽量!
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イタリアのコンストラクターであるダラーラが、同社初となるロードカーストラダーレを発表しました。
ダラーラがレーシングカーの開発で培った技術力を活かした、超軽量なスポーツカーです。
今回はダラーラ・ストラダーレの概要についてお伝えします。
ダラーラとは?
レーシングカーの開発・生産を行ってきたコンストラクターです。
F3も、スーパーフォーミュラも、インディカーも、すべてダラーラ製のシャシーを使用しています。
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ダラーラの創業者であるジャンパオロ・ダラーラは、フェラーリやマセラティ、ランボルギーニで経験を積み、独立した人物です。
その後はランチア・ベータ・モンテカルロや、プロトタイプのランチアLC1およびLC2などを手がけました。
フォーミュラカーのレースシリーズがワンメイクになるにつれ、ダラーラは頭角を現し、今ではF2、GP3、F3のシェアを独占しています。
ダラーラ・ストラダーレの概要
ダラーラ・ストラダーレのシャシー
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スーパーフォーミュラは「クイック&ライト」をウリにしていますが、ダラーラ・ストラダーレも、軽量であることが特徴です。
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何しろこの車は、855kgしかありません。
カーボンファイバー製のモノコックとボディパネルが、超軽量な車重を実現しています。
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しかもストラダーレは、標準ではロードスターですが、フロントウィンドウを装着したり、屋根を追加してクローズドボディにすることも可能です。
これらはオプションで用意されており、顧客の要望に応じて様々なボディタイプにすることができます。
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オプションで大型のリアウィングを装着した場合には、815kgのダウンフォースを発生するそうです。
その際のコーナリングGは2.0Gを越えると、ダラーラは主張しています。
ダラーラ・ストラダーレのエンジン
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エンジンはフォード製の2.3リッター・直列4気筒ガソリンターボで、パワーは400psです。
それでもパワーウェイトレシオは2.14ですから、とてつもないパフォーマンスを秘めていることがわかります。
トランスミッションは6速マニュアルが標準装備されますが、やがてセミオートマチックのギアボックスも追加される予定です。
ダラーラ・ストラダーレの価格
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ダラーラ・ストラダーレはサーキット専用車で、今後5年間に600台が製造される予定です。
価格は155,000ユーロとなっています。
1ユーロ=132円とすると、2046万円ですね。
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