ダラーラ・ストラダーレ コンストラクターが作った市販車は超軽量!

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イタリアのコンストラクターであるダラーラが、同社初となるロードカーストラダーレを発表しました。
ダラーラがレーシングカーの開発で培った技術力を活かした、超軽量なスポーツカーです。

今回はダラーラ・ストラダーレの概要についてお伝えします。


ダラーラとは?

レーシングカーの開発・生産を行ってきたコンストラクターです。
F3も、スーパーフォーミュラも、インディカーも、すべてダラーラ製のシャシーを使用しています。

ダラーラSF-14

ダラーラの創業者であるジャンパオロ・ダラーラは、フェラーリやマセラティ、ランボルギーニで経験を積み、独立した人物です。
その後はランチア・ベータ・モンテカルロや、プロトタイプのランチアLC1およびLC2などを手がけました。

フォーミュラカーのレースシリーズがワンメイクになるにつれ、ダラーラは頭角を現し、今ではF2、GP3、F3のシェアを独占しています。

ダラーラ・ストラダーレの概要

ダラーラ・ストラダーレのシャシー

スーパーフォーミュラは「クイック&ライト」をウリにしていますが、ダラーラ・ストラダーレも、軽量であることが特徴です。

何しろこの車は、855kgしかありません。
カーボンファイバー製のモノコックとボディパネルが、超軽量な車重を実現しています。

しかもストラダーレは、標準ではロードスターですが、フロントウィンドウを装着したり、屋根を追加してクローズドボディにすることも可能です。
これらはオプションで用意されており、顧客の要望に応じて様々なボディタイプにすることができます。

オプションで大型のリアウィングを装着した場合には、815kgのダウンフォースを発生するそうです。
その際のコーナリングGは2.0Gを越えると、ダラーラは主張しています。

ダラーラ・ストラダーレのエンジン

エンジンはフォード製の2.3リッター・直列4気筒ガソリンターボで、パワーは400psです。
それでもパワーウェイトレシオは2.14ですから、とてつもないパフォーマンスを秘めていることがわかります。

トランスミッションは6速マニュアルが標準装備されますが、やがてセミオートマチックのギアボックスも追加される予定です。

ダラーラ・ストラダーレの価格

ダラーラ・ストラダーレはサーキット専用車で、今後5年間に600台が製造される予定です。

価格は155,000ユーロとなっています。
1ユーロ=132円とすると、2046万円ですね。

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