VW ID Roomzzコンセプト 電動SUVの市販は2021年!?
フォルクスワーゲンが、新たなIDコンセプトを公開しました。
今度は比較的大型の電動SUVです。
今回は上海オートショーで発表される「ID Roomzzコンセプト」の概要をご覧ください。
VW ID Roomzzコンセプトの概要
エクステリア
顔つきはIDに共通するファミリーフェイスですが、ID Roomzzコンセプトには、前後どちらのドアもスライドドアであるという、際立った特徴があります。
ID Roomzzコンセプトの全長は4,915mm、全幅は1890mm、全高は1,760mm、ホイールベースは2,965mmです。
アメリカではミッドサイズSUVに分類される大きさですが、日本ではやや大型のSUVといえるでしょう。
インテリア
ID Roomzzコンセプトには、ダッシュボードがありません。
あるのはタッチスクリーンと、大部分がデジタル・ディスプレイに覆われたステアリングだけです。
ID Roomzzコンセプトは、レベル4自動運転を想定したインテリアとなっています。
自動運転時には個々の座席が25°内側に回転し、ラウンジのような雰囲気を演出してくれるのだそうです。
マテリアルにもこだわっており、シートには再生可能な原材料から作られた「AppleSkin」と呼ばれる素材を用いています。
なおVWによると、室内はトゥアレグ以上に広いとのことです。
パワートレイン
ID Roomzzコンセプトは、2つの電動モーターを搭載しています。
システムの総出力は306psです。
バッテリー容量は82kWhで、航続距離はWLTP基準で450kmとなっています。
150kWのDC急速充電に対応しているので、約30分間という短時間で、バッテリー容量の80%をチャージ可能です。
ちなみに最高速度は180km/h、0-100km/hは6.6秒となっています。
発売日
ID Roomzzコンセプトは、4月18日からの上海オートショーでワールドプレミアされます。
市販バージョンは3列シートのフラッグシップSUVになると言われており、登場は2021年になりそうです。
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