アストンマーティンの新型SUV「DBX」550馬力のV8搭載!
アストンマーティン初のSUV「DBX」が発表されました。
一時期はヴァレカイ(ロマ語でwherever、つまり「どこへでも」の意味)になると言われていたのですが、結局DBXに落ち着いたようです。
このページではアストンマーチン・DBXについての最新情報を随時更新しています。
更新情報
正式発表された画像を追加し、スペック等の記述を修正しました。また、スパイショットは削除しました。(2019/11/20)
カモフラージュ無しのスパイショットを追加しました。(2019/10/19)
パワートレインと発売日の情報を更新し、シャシーの項目を追加しました。(2019/09/25)
最新のスパイショットを追加しました。(2019/08/31)
ニュルブルクリンクでのスパイショットを追加しました。(2019/04/13)
DBXプロトタイプの画像を追加し、ページ内の記述を最新情報に基づくものに修正しました。(2018/11/14)
アストンマーティン DBXの概要
エクステリア
DBXコンセプト
ラゴンダの新型SUV
アストンマーチンの所有するラゴンダブランドは、DBXとプラットフォームを共有する電動SUVを計画中です。
こちらは先日のジュネーブモーターショーで発表されたラゴンダ・ヴィジョン・コンセプトのデザインがベースになると言われています。
DBXプロトタイプ
アストンマーティン社内で「M1」と呼ばれている、非常に初期の生産車両です。
市販バージョンのエクステリア
インテリア
メーター類は12.3インチのデジタル・インストゥルメントとなっています。
センターコンソールのタッチスクリーンは10.25インチで、インフォテイメントはApple CarPlayをサポートしています。
インテリアで特徴的なのは、ハイデッキセンターコンソールの下に小物入れがあることでしょうか。
アストンマーティンはこれを「ブリッジセンターコンソール」と呼んでいるようです。
シャシー
車重2,245kgもあるDBXですが、ヴァンテージに匹敵するコーナリングスピードと、DBSスーパーレジェーラを超えるブレーキ性能を有しているそうです。
DBXプロトタイプはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェにおいて、既に8分未満のタイムを記録しているとアストンマーティンは主張しています。
48Vシステムを使用した電動スタビライザーとアダプティブ・エアサスペンションが、優れたコーナリング性能を生み出しているようです。
なおエアサスは、地形に応じて+45mm~-50mmまで車高を変化させることができます。
ちなみに現在ニュルで最速のSUVは、メルセデスAMG GLC 63 Sです。
そのタイムは7分49秒369となっています。
DBXはその記録を上回るかもしれません。
パワートレイン
コンセプトの段階ではEVのみとなる予定でしたが、市販バージョンのDBXには多様なパワートレインが用意されます。
メルセデスAMG製の4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボが搭載されることは、すでに確定済みです。
パワーは550ps、トルクは700Nmを発生します。
0-100km/hは4.5秒、最高速は291km/hだそうです。
駆動方式はAWD(全輪駆動)で、センターデフとリアデフはアクティブ制御となっています。
なお、DB11の5.2リッター・V型12気筒ガソリンツインターボも用意されるという噂もありますが、詳しいことはわかっていません。
また、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングと提携して開発中の電動パワートレインも採用される予定です。
このバッテリーEV(BEV)仕様のDBXが、おそらくラゴンダの新型SUVのベースとなるでしょう。
最もハイパワーなのは、ハイブリッド仕様のDBXです。
ハイパーカーのヴァルキリーか、もしくは4ドアバージョンのAMG GTに使われている技術を利用し、800psオーバーの最高出力を実現すると見られています。
ちなみにディーゼルは用意されません。
価格・発売日
英国価格は158,000ポンドからだそうです。
記事更新時点のレートで日本円に換算すると、およそ2212万円となります。
DBXは2019年11月19日(現地時間)に発表されました。
デリバリーは2020年以降になるでしょう。
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