シトロエン新型C4 カクタスの後継モデルはクーペSUV
シトロエン C4カクタスの後継モデルは、クーペSUVになりました。
また、「カクタス」という車名は使われず、単に「C4」という車名に変更されています。
今回は新型C4の概要をご覧ください。
更新情報
正式発表された画像と情報を追加しました。(2020/07/01)
画像を追加し、情報を更新しました。また、スパイショットを削除しました。(2020/06/17)
シトロエン C4カクタスとは?
C4カクタスは、全長4,157mm(欧州仕様)のコンパクトなクロスオーバーSUVです。
シトロエン C3やDS3、先代プジョー208と同じプラットフォームを利用しています。
C4カクタスは2014年のジュネーブモーターショーでデビューしました。
ボディ側面に「エアバンプ」と呼ばれる黒いパネルが装着されているのが特徴で、シトロエンらしいかなり個性的な外観だったのですが、2018年のマイナーチェンジでエアバンプがサイドステップ付近に移設され、あまり目立たなくなってしまいました。
そつなくまとまっているものの、独創的な見た目や快適なシート以外にはライバルと差別化できる要素が少なく、C4カクタスの生産終了は2018年のマイナーチェンジ時に早くも決定していたようです。
新型C4の概要
エクステリア
画像はクリック(タップ)で拡大できます。
ボディサイズ
各部寸法(mm) | |
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全長 | 4,360 |
全幅 | 1,800 |
全高 | 1,525 |
ホイールベース | 2,670 |
インテリア
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アドバンスド・コンフォート・シートは、シート中心部に高密度フォームを使用することで乗員のホールド性を高め、長時間の運転で体が沈み込むことを防いでいます。
経年劣化にも強いそうです。
電動パワーシート機能やマッサージ機能も付いています。
また、タブレットPCをダッシュボードにしっかりと固定できる「スマートパッドサポート」なる機能も用意されています。
シャシー
「プログレッシブ・ハイドロリック・クッション」と呼ばれるサスペンションが装備されています。
通常はバンプラバーで軽減する底付きのショックを、圧縮用と減圧用の2つの油圧ストップで軽減するのが特徴です。
サスペンションに大きな入力があった際に底付きからの跳ね返りが無く、ガタガタとした揺れを防ぐことができます。
これにより「空飛ぶ絨毯」のような乗り心地が実現できたとシトロエンは主張しています。
パワートレイン
ガソリン車とディーゼル車、そしてEVの「e-C4」が用意されます。
ガソリン車に搭載される「PureTech」エンジンは、100ps、130ps、155psの3種類で、100psと130ps仕様には6MTも用意されるそうですが、海外に輸出されるのは155ps仕様と8速ATの組み合わせのみのようです。
ディーゼル車に搭載される「Blue HDi」エンジンは110psと130psの2種類となっています。
e-C4
EVのe-C4には、50kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、400Vの高電圧で作動します。
モーターのパワー・トルクは、136ps・260Nmです。
0-100km/hは9.7秒、最高速は150km/hということで、パフォーマンスはそれほどでもありませんが、350kmという航続距離を有しています。
充電スピードも100kWの急速充電器を使用すれば10km/分と早く、32Aのウォールボックスでも三相なら5時間(オプションの11kW充電器使用時。単相なら7.5時間)でフル充電が可能です。
運転支援システム
歩行者や自転車を検知可能なアクティブセーフティブレーキや衝突リスクアラート、衝突後安全ブレーキ、ブラインドスポットモニタリング、アクティブ・レーンディパーチャーウォーニング、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、ハイウェイドライバー・アシスト(レベル2自動運転)、コーヒーブレイクアラート(休憩を促す機能)、ドライバーアテンションアラート、道路標識認識、インテリジェントビームヘッドライトなどを搭載しています。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
ヨーロッパでは2020年秋から注文を受け付けるとのことです。
日本導入時期は不明ですが、おそらく2021年以降になると思います。
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