日産 新型リーフの航続距離、価格、スペックなど最新情報【8/5更新】
日産・リーフのフルモデルチェンジが間近に迫っています。
このページでは2代目となる新型リーフの最新情報を、画像を交えつつお伝えします。
更新情報
擬装なしのスパイショットを追加し、新型リーフの新技術の項目を設定、プロパイロット・パーキングの項目を移動、e-Pedalやゼロリフトの項目を新たに追加しました。(2017/08/05)
プロパイロット・パーキングの項目を追加しました。(2017/07/06)
エクステリアとインテリアの画像を、最新のものに貼り替えました。(2017/06/22)
エクステリア
擬装無しのスパイショット
インテリア
航続距離
初代リーフのバッテリー容量は24kWhと30kWhの2種類ですが、60kWhの大容量バッテリーを搭載するシボレー・Bolt EVの登場以来、リーフの短い航続距離は、事あるごとに批判されてきました。
実燃費にもっとも近いとされる米国EPAのテスト方式だと、Bolt EVの航続距離は383km。
対する初代リーフは171kmでしかありません。
メーカー名 | 車種名 | 航続距離(km) |
---|---|---|
シボレー | Bolt EV | 383 |
日産 | 新型リーフ | 224/352 |
ヒュンダイ | アイオニックEV | 198 |
BMW | i3 | 182 |
日産 | 初代リーフ | 171 |
航続距離は米国EPA基準
新型リーフの航続距離
新型リーフは大幅に航続距離が伸びます。
60kWhのバッテリーを搭載するグレードでは352km。
40kWhでも240kmと、ヒュンダイ・アイオニックEVやBMW i3を上回る航続距離です。
Bolt EVには負けていますが、新型リーフの方がリーズナブルな価格設定になると言われており、商品の競争力では決して負けていないはずです。
バッテリーは韓国製?
新型リーフのリチウムイオンバッテリーのサプライヤーがどこなのかは、まだ判明していません。
同じグループのルノーは、ZOEのバッテリーを韓国・LG化学から調達しているので、日産がオートモーティブ・エナジー・サプライ製のバッテリーを、LG化学製に切り替える可能性も十分に考えられます。
新型リーフには自動運転システムが搭載される予定です。
C27セレナと同じプロパイロットになるでしょう。
新型リーフの新技術
プロパイロット・パーキング
その名のとおり、完全に自動で駐車してくれるシステムです。
プロパイロット・パーキングの機能をオンにして、ドライバーが駐車スペースを指定、あとはプロパイロット・ボタンを押すだけで、新型リーフが自動的に駐車してくれるという優れものです。
駐車スペースの広さが足りているかどうかをシステムが判断してくれるため、狭い場所でも安心して使用できます。
e-Pedal
新型リーフはブレーキを廃止し、アクセルペダルのみでの運転を実現しました。BMW i3や日産ノートe-POWERなどでも、ドライバーの運転次第ではワンペダルドライブが可能でしたが、ブレーキペダルを物理的に無くしてしまったのは世界でも初めてです。
優れた空力性能
空力はEVの航続距離に大きく影響します。
特に高速道路では、その影響は絶大です。
例えばミニバンの高速燃費と下道の燃費を比較すれば、空気抵抗がどれほど燃費に影響するかハッキリとわかります。
新型リーフのボディサイズは、旧型よりも明らかに大きくなっているので、そのままだと空気抵抗が大きくなってしまいます。
空力的なデザインを施すことで、空気抵抗の増大を抑えているのです。
空力に優れたデザインはスタイリッシュでかっこいいので、一石二鳥ですね。
価格・発売時期
発表は2017年9月6日(日本時間)です。
初代リーフの競争力はもはや無いに等しいため、新型リーフの投入が早まることはあっても、遅れることは無いでしょう。
シボレー・Bolt EVの価格が37,495ドル、初代リーフの30kWhモデルが30,680ドルですが、新型リーフ・40kWhモデル(米国EPA航続距離で240km)は30,000ドルになる予定です。
60kWhモデルは、35,000ドル程度になるでしょう。
ちなみにシボレー・BOLT EVは1台当たり約103万円の赤字だと言われているので、新型リーフがBolt EVよりも極端に安くなることは、まずありません。
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