マツダが新型クロスオーバーSUVを計画中! 将来のSUVラインナップはどうなる!?

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画像はCX-5(2017)

マツダクロスオーバーSUVのラインナップを、さらに拡大する計画を発表しました。
当初発売されるのはアメリカのみとなりそうですが、日本でも追加されるかもしれません。

今回はマツダの新型クロスオーバーSUVの概要に触れるだけでなく、現在のラインナップのおさらいをしてみたいと思います。


マツダの新型クロスオーバーSUVの概要

画像はCX-5(2017)

マツダの小飼雅道社長によると、CX-3CX-5CX-9の販売に影響を与えない新型クロスオーバーSUVを、2021年に登場させるということです。

販売に影響を与えない」ということですから、現行のラインナップとはボディサイズが異なるか、クーペSUVのようにボディタイプが異なるかのどちらかになると思います。

生産は新工場で

新型クロスオーバーSUVの生産は、マツダがトヨタと提携してアメリカに建設中の新工場で行われる予定です。

この工場の生産能力は年間15万台で、新型SUVの生産は、すべてこの新工場で賄われます。

トヨタと工場を共有するわけですから、新型クロスオーバーSUVは、トヨタのSUVとプラットフォームを共有するかもしれません
また、マツダとトヨタの提携は、主に電気自動車(EV)の開発をメインにしたものですから、新型クロスオーバーSUVにEVバージョンが追加されてもおかしくはないでしょう

前出の小飼社長は「われわれは完全に新しくて異なるタイプのSUVを実際に導入するつもりだ」と語っています。
もしかすると、これまでに見たこともないような斬新なSUVが登場するかもしれません。

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マツダのSUVラインナップ

現在販売しているモデル

マツダの現在のSUVラインナップには、日本で販売されていないものもあります。
新型クロスオーバーSUVがどのようなものになるかを推測するために、現在のラインナップをおさらいしてみましょう。

CX-3

マツダのSUVの中でもっとも小型なのがCX-3です。
コンパクトながらもディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dを搭載しており、低燃費と高トルクを両立したスポーティーなSUVとして人気を博しています。

CX-3のボディサイズ
寸法(mm)
全長 4275
全幅 1765
全高 1550
ホイールベース 2570

CX-4

中国市場専用モデルのCX-4は、クーペ的な低いルーフラインが特徴です。
デザインが高く評価されており、「2017中国カーデザイン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれました。

CX-4のボディサイズ
寸法(mm)
全長 4633
全幅 1840
全高 1530-1535
ホイールベース 2700

CX-5

マツダの屋台骨を支えるミッドサイズSUVです。
アメリカでも非常に好評で、昨年は北米だけで実に112,235台も販売されました。

現行型の2代目CX-5は初代からキープコンセプトなものの、より低くスポーティーな外観と、さらに質感が良くなった内装、そして先進の安全装備を備えています。

CX-5(2代目)のボディサイズ
寸法(mm)
全長 4545
全幅 1840
全高 1690
ホイールベース 2700

CX-8

日本市場専用のモデルがCX-8です。
CX-5と後述のCX-9のプラットフォームを組み合わせて、3列シート・7シーターとしたもので、ミニバンをリプレースするモデルとして期待されています。

CX-8のボディサイズ
寸法(mm)
全長 4900
全幅 1840
全高 1730
ホイールベース 2930

CX-9

CX-8と同じく3列シート・7人乗りのSUVですが、アメリカ向けのモデルなので、ボディサイズはより大型です。
2代目モデルからは、マツダ初のダウンサイジングターボ「SKYACTIV-G 2.5T」を搭載しています。

CX-9(2代目)のボディサイズ
寸法(mm)
全長 5065
全幅 1969
全高 1716
ホイールベース 2930

かつて販売していたモデル

CX-7

CX-5よりも一回り大きなSUVで、北米や日本でも販売されていましたが、晩年には中国市場専売モデルとなっていました。

「CX」という車名を初めて使い始めた車でしたが、現在はラインナップされていません。
結局2代目が登場することはなかったのです。

CX-7のボディサイズ
寸法(mm)
全長 4695
全幅 1870
全高 1645
ホイールベース 2750

新型クロスオーバーSUVが、アメリカ市場向けに開発されることを考えると、CX-5以下のサイズになるということはなさそうですから、CX-7の後継モデル的な車になる可能性も高そうです

しかし初代CX-7の人気はイマイチでしたから、コンセプトは変えてくるでしょう。
単なる5人乗りのSUVでは、数多あるSUVの中に埋もれてしまいますからね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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