新型アウディ R8 LMS GT3マシンがさらに進化! 洗練された空力で覇権奪還を狙う
アウディが新型R8 LMSを発表しました。
世界中の様々なレースで走っている、FIA-GT3規格のレーシングカーです。
R8 LMSはこれまでかなりの競争力を発揮してきましたが、最近はAMG GT3にやや押され気味です。
新型はエアロダイナミクスをさらに向上させてあるようで、デザインがかなり洗練されています。
このマシンで打倒AMGとなるでしょうか。
今回は新しいR8 LMSの画像とスペックをご覧ください。
アウディ R8 LMS(2019)の概要
エクステリア
シャシー
新型R8 LMSは、25kg軽量化されました。
また、新型R8 LMSの安全性は、FIAが要求するレベルを大幅に上回っているそうです。
その水準はル・マン・プロトタイプ(LMP)のレベルに達しているのだとか。
にもかかわらず軽く仕上がっているのですから、アウディの技術力は素晴らしいですね。
パワートレイン
エンジンは5.2リッター・V型10気筒ガソリン自然吸気で変更はありません。
最高出力は585ps、最大トルクは550Nm以上となっています。
大幅な変更を受けたのは、ギアボックスなどのドライブトレインです。
6速シーケンシャルトランスミッションとトリプルプレートクラッチ、そしてロッキング・ディファレンシャルは、過酷な耐久レースにおける摩耗を低減しつつも、パフォーマンスを向上させてあります。
これらのサービス期間も伸びているそうです。
価格
価格は398,000ユーロ(税抜)です。
記事執筆時点のレートで換算すると、約5,250万円となります。
フェラーリ 488GT3などは7,000万円オーバーなので、かなりがんばっている価格と言えるのではないでしょうか。
また、既存のモデルを所有していれば、28,000ユーロ(約370万円)でアップグレードできるようです。
新型R8 LMSは11月からデリバリーが開始されますが、2019年1月のホモロゲーション取得を待たなければなりません。
日本のSUPER GTにもエントリーしてくるでしょうから、走る姿を見るのが今から楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。